愛車のエンジンオイルを自分で交換したいと思ったことはないですか?
この記事を開いたということはエンジンオイルを交換してみたいけど、まだやったことがなくやってみたいと思っている人だと思います。
車のエンジンオイル交換は簡単です。自分でエンジンオイルを交換してみたいと思うなら是非やってみましょう。できます。
エンジンオイル交換の流れ
- オイルパンから古いエンジンオイルを抜く
- エンジンから新しいエンジンオイルを入れる
この2パターンしかありません。
もうちょっと詳しく説明します。
オイルパンから古いエンジンオイルを抜く
オイルパンとは?
エンジン下部のオイル溜めのところ。
エンジンをかけるとオイルパンにあるエンジンオイルがオイルポンプによりエンジン各所にエンジンオイルが流れ、エンジンが潤滑ができる。
オイルパンの底にエンジンオイルを抜くためのボルトがあります。このボルトがドレンボルトです。
ドレンボルトを外すとエンジンに元々入っている古いエンジンオイルが抜けます。
エンジンオイルが抜け切るまで数分放置し、ドレンボルトに新しいパッキンを取り付けて締め付けます。
ドレンボルトの締め付けトルクですが、工具で軽く締め込む程度でOKです。
軽くはどのぐらい?
ドレンボルトを指で締まらなくなるところまで、回して工具でキュッとほんの少し締めたかな?ぐらいの力です。
締めすぎるとねじ山を痛めて、費用のかかる大掛かりな修理が必要になります。
締めなさすぎは本当に大丈夫かな?という不安に襲われます。
工具を使って締めたら安心して大丈夫です。
エンジンから新しいエンジンオイルを入れる
ドレンボルトを締め付けることができたら、エンジンにオイルを入れるところかな?というキャップがあります。それがフィラーキャップです。
フィラーキャップを開けて新しいエンジンオイルを適量注いで、確実にフィラーキャップを締めてエンジンオイル交換は終了です。
もう少し深掘りしていくと、新しいエンジンオイルを入れる事ができたら、オイルレベルゲージを引き抜いてエンジンオイル量を確認します。
レベルゲージの見方
上限下限の印がある、上限の印までエンジンオイルが付着していたら適量です。
印は、車によって異なりアルファベットだったり、小さい穴が2つ空いているタイプがあります。
もしオイルレベルゲージの上限を超えてしまったら、そのままにせず落ち着いてもう一度ドレンボルトを外し少しエンジンオイルを抜いて調整するといいですよ。
エンジンオイル交換で注意する事
エンジンオイル交換で注意することが3つあります。
- ドレンボルトの締め忘れ
- フィラーキャップの閉め忘れ
- エンジンオイルの入れ忘れ
ドレンボルトの締め忘れ
ドレンボルトを締め忘れると、新しいエンジンオイルを入れた時、上から下へそのまま新しいエンジンオイルが垂れ流れる事になります。
ただ垂れ流れるだけなので、エンジンが綺麗になることもなく無駄に新しいエンジンオイルを捨てたような感覚です。
ドレンボルトの締め忘れは車の下がオイルまみれになってしまうので恐らく気づくはずなのでエンジンオイルの無駄遣いで済む事が多いです。
エンジンオイルの無駄にはなりますが、慌てずドレンボルトを確実に締めて、新しいエンジンオイルを入れましょう。
フィラーキャップの締め忘れ
新しいエンジンオイルを入れた後、安心してしまって、フィラーキャップを閉め忘れることがあります。
フィラーキャップを締め忘れて走るとエンジン内がオイルまみれになってしまいます。
エンジン内がオイルまみれになってしまうとファンベルトなどの余計な所にオイルが付着してしまうので、ファンベルトが滑って発電不足になったりベルト鳴きの原因になりかねません。
もしフィラーキャップの締め忘れかな?と不安になった時はその都度フィラーキャップを締めているか確認するといいでしょう。
フィラーキャップを締め忘れていたら
すぐフィラーキャップを締めましょう。
エンジン周りに飛び散ったエンジンオイルを洗い流す必要があります。
エンジンが冷えている時にパーツクリーナーを使って根気よく掃除しましょう。
エンジンオイルの入れ忘れ
ドレンボルトもフィラーキャップも確実に締めたのに、エンジンオイルを入れ忘れる事がたまにあります。
エンジンオイルの交換は簡単だからこそ、油断して忘れてしまうのでしょう。
エンジンオイルの入れ忘れは最悪です。気づかなければエンジンが壊れます。
エンジンオイルの入れ忘れ?と思ったら
- オイルレベルゲージを見る
- エンジンをかけてオイルランプの点灯を見る
基本はエンジンをかけずにオイルレベルゲージでオイル量を確認しましょう。
オイルレベルゲージにオイルが付着してないのなら、エンジンオイルの入れ忘れか、エンジンオイルの量が少ないです。
エンジンをかけるとメーター内にオイルランプが点灯します。オイル量が少ない時に点灯し知らせてくれます。
エンジンオイルの入れ忘れは、愛車を壊すことになるので絶対にしないように注意してください。
工具を使わずにエンジンオイルを交換する
自分でオイル交換を頻繁にできるようになったら工具を使わずにエンジンオイルを交換できるようにシフトする事を考えてみてください。
工具を使わずにエンジンオイルを交換する方法はワンタッチドレンコックを使います。
ワンタッチドレンコックとは、その名の通りワンタッチで古いエンジンオイルを抜くことができ、ワンタッチで止めることができます。
後は同じように新しいエンジンオイルをエンジンから適量入れるだけでエンジンオイル交換がスムーズです。
走行中開くことはないの?
走行中にワンタッチドレンコックが開いてオイルだじゃじゃ漏れになってしまうことはないの?という不安がありますよね。
全くそんなことありません。触ってもレバーが動かないようにクリップのようなものをはめ込んでいるので、簡単には開きません。
私もワンタッチドレンコックを使って1年以上になりますが、開いたことは1度もありません、開きそうだったこともありません。
走行中にワンタッチドレンコックが開く心配はしなくて大丈夫です。
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まとめ
- エンジンオイルを交換する手順
- エンジンオイルを交換する注意点3点
- エンジンオイルを工具を使わずに交換する
愛車のエンジンオイルを自分で交換してみたいと思う人なら絶対にエンジンオイルを交換することができます。
愛車のエンジンオイルを自分で交換することができれば、愛車にもっともっと愛着が沸くと思いますよ。
少しでも参考になれる記事になれれば嬉しいです。ありがとうございました。
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