ZX-14Rに乗っていてこんな事ありませんか。
- 加速が悪い
- アクセルの反応が悪い
- 急に加速して危ない
- もたつく
- 回転の上がりが鈍い
- アクセルを一定に保てない
- 息苦しそうな感じがする
- 空ぶかしでは吹け上がる
乗っているZX-14Rで思い当たる事があれば直るかもしれません。
ZX-14Rの加速が悪い
私は14,000キロのZX-14Rを購入して半年が経った頃に、「最近アクセルの反応が悪い」と感じるようになりました。
加速しようとアクセルを開けても後から遅れて徐々に加速するようになったり、アクセルを開けても反応が悪く、反応しようと頑張ってくれているが苦しそう加速していました。
最初は排気量が1400ccもあるためにエンジンを回し切れてないのが原因かな？って思っていましたが、とてもパワーがあるバイクとは思えないぐらい弱い。
パワーがないのでラフにアクセルを開けたりしていると急に加速して吹っ飛びそうになるし、ZX-14Rの悲痛の叫びのようで心が痛みました。
ちょっと加速したい時にもたついて、加速に時間がかかり、なにか引っかかっているような感じで回転の上がりに鈍く乗れないことはないですが、乗りにくいバイクになりました。
ZX-14Rを止めて空ぶかしをするとスムーズにエンジンの回転は上がってなにも問題はなさそうなのに乗ると調子が悪い。
普通の道路では6速まで入れてアクセルを一定で走る事が多いのですが、アクセルを一定に保って走っていると、いきなりゴボゴボと調子が悪くなります。
症状が出ると乗りにくい。じゃじゃ馬に乗っているかのように急に走り出したりするので、カーブなどのアクセルワークが必要な道が怖いです。
ZX-14Rに安心して乗ることができない。
色々調べてみると、燃料フィルターが怪しいらしい！速攻で部品を注文し、交換することに！
ZX-14Rの燃料フィルターを交換
エンジンに必要なのは3つ！「良い空気、良い燃料、良い火花」です。
エアクリーナーが詰まっている事はまずないと考えて、燃料と火花の点検です。
ちゃんと火花が飛んでいるかどうかはエンジンのかかっている状態でエキパイを1本ずつ触って熱いかどうかを調べます。
もしエキパイのどれか冷んやりとしたのがあれば、火花が飛んでいません。
火花も大丈夫とすれば、燃料しかありません。同じような症状で悩んでいる人が沢山いるので、燃料フィルターで間違いないと思います。
気になるポイント
- 値段
- 時間
- 交換方法
燃料フィルターを交換するにあたって気になりますよね。
部品自体は5,000円ほどでした。
交換時間としては1時間ぐらいでしょうか。
私は自分で交換したので、工賃がどのぐらいいるのかわかりませんが、1時間ぐらいの作業なので7,000円ぐらいのものでしょうか。
ZX-14R燃料フィルター交換方法
燃料タンクを外す準備をします。
4mmの六角レンチでメーターサイドパネルを外します。ネジは左右で6つあります。
サイドパネルが外れたら、タンクカバーを外します。6mmの六角レンチのネジを3本外すと外れます。
シートを外し、タンクに繋がっているカプラーを2つ外し、10ミリのボルトを4つ外すだけです。
燃料タンクを外す前に燃料タンクに繋がっている2本の細いホースを外しておきます。燃料タンクを浮かしながら燃料ホースを外して燃料タンクを外します。
燃料タンクが外れたら、燃料タンクを逆さまに置いて燃料タンクの最底にある燃料ポンプを外していきましょう。
ここまでで使った工具は
- 4ミリ六角レンチ
- 6ミリ六角レンチ
- 10ミリの工具 です。
燃料ポンプは10ミリのボルト5本で止まっているだけです。
サクサクっと外して行きましょう。
言い忘れてましたが、燃料を抜くか減らしておくと作業がやりやすいですよ。
燃料ポンプが外れたら、プラスドライバーでビスを2本外します。
燃料ポンプのギボシを2つ外して本体をバラバラにしましょう。
底の底に燃料フィルターが付いているので、速やかに交換します。
燃料フィルターキットの中にOリングが3つあるので、それもついでに交換しておきましょう。
燃料フィルターは黒くなっていて、鉄粉のようなものがチラホラ付着していました。
組み付けは逆の手順で組み付けて行って完了です。
必要工具
- 4ミリ六角レンチ
- 6ミリ六角レンチ
- 10ミリ工具
- プラスのドライバー
だけです。
難しそうに思えるかもしれませんが、めんどくさい作業は特になくて、簡単とは言えませんが工具も4つしか使いませんし、自分でもできる作業になります。
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燃料フィルター交換後
無事燃料フィルターを交換した後、約30キロ走って来ました。とんでもない加速力で、何速に入れていてもどこからでもアクセルに応じて加速するようになり安心して乗る事ができます。
5、60km/hの速度で6速でアクセル一定を保ち「ボーーーー」っと走るのも何も違和感もなく、落ち着いて走ることが可能です。
以前はこれが出来なくてアクセルを開いてエンジンを回していましたが、常に一定のエンジン回転を保ち、寝息のような排気音で走る事ができます。
直った事
- 加速不良
- アクセルの反応の悪さ
- パワー不足
- 急な加速
- もたつき
- 回転の上がりの悪さ
- 走行中の息苦しい感じ
- アクセルを一定に保てない
まとめ
ZX-14Rに乗っていて、いまいち加速が悪い、アクセルの反応が悪い、もたつく時があるような違和感がある場合は一度燃料フィルターを交換してみましょう。
ZX-14R本来のポテンシャルが戻ってきます。絶好調のZX-14Rはとてもワクワクさせてくれます。
最後までありがとうございました。
少しでも参考になれれば幸いです。