みなさん、こんにちは。
私はスバルのサンバーバンという軽自動車の箱バンに乗っています。サンバー以外乗りたい車がない私がサンバーの魅力をお伝えします。サンバーの魅力がありすぎ今回は外回りの魅力を伝えていきたいと思います。
サンバーはエンジンは4気筒
サンバーのエンジンは直列4気筒エンジンなのはサンバー乗りだと誰もが知っていることだと思います。数少ない軽自動車の4気筒エンジンを積んだ車の中にサンバーが入っています。
ほとんどの車が3気筒なので4気筒のエンジンは珍しいです。他の4気筒エンジンだとダイハツの昔のコペンや昔のムーブなどがあります。最近はほとんど3気筒になっていますね。
では4気筒は何がいいのか。エンジンの回転が滑らかで振動が少ないのが良いところです。気筒数が増えれば増えるほど振動が少なくなります。
なのでサンバーのエンジンは4気筒でエンジンの回転が滑らかでスムーズに吹け上がります。他の軽自動車の箱バンと比べてもエンジンの振動が少ないように感じます。
サンバーはホイールベースが短い
サンバーのホイールベースはめちゃめちゃ短いです。そんなの見たら誰でもわかります。整備士泣かせのホイールベースの持ち主。それがサンバーなんです。
ホイールベースが短いとなにがいいのか。狭い道、Uターンなど小回りが効きます。狭い道のS字クランクのような道もスイスイ行けちゃいます。
狭い道でも走りやすいので、なにかの時にバックをしているとバンバーをぶつけて凹んでしまいます。私のサンバーも買った時からバンパーが凹んでいました。
凹んだままでも走っていて気にならないのはサンバーだけかもしれません。
交差点でのUターンも楽勝です。膨れる必要は全くありません。普通の軽自動車でもUターンしにくい車種もあるのにサンバーは適当にUターンしても行けちゃいます。
サンバーは4輪独立懸架サスペンション
サンバーの最大の魅力じゃないかな。と思うのが4輪独立懸架サスペンション何ですよね。難しそうな漢字で訳がわかならいと思います。
普通の軽自動車は2輪独立懸架です。簡単に言えばそれぞれのタイヤにそれぞれの腕があるという言い方がわかるでしょうか。
普通、軽自動車の後ろのタイヤは独立してないんですよね。1本の棒の両端にタイヤがくっ付いているダンベルみたいなのが一般的な構造です。
片方のタイヤが地面の凹凸で影響が出たら嫌でも反対側のタイヤにも影響が出てしまうのが一般的な車軸懸架式です。
サンバーみたいに独立懸架なら、片方のタイヤが凹凸でタイヤに影響があっても反対側のタイヤには全く影響がない高級車のような足回りの構造になっています。
箱バンで独立懸架の足回りの車はサンバーしかありません。他の箱バンは全てダンベル式です。
サンバーは乗り心地が良くてタイヤの駆動をちゃんと地面に伝えている滑りにくい足回りの構造をしています。しかもエンジンが後ろで駆動輪も後ろなので農道のポルシェと呼ばれています。
他の箱バンにない足回りの構造をしているので、それだけでも価値があります。
サンバーはボディとフレームが別
サンバー実はモノコックボディではないんです。トラックのような作りでフレームとボディが別なのでフレームが強い。
少々ボディを凹ましてもフレームまで痛むことはありません。普通の軽自動車は軽量化の為かフレームとボディが一体のモノコックボディを採用しています。
軽自動車でモノコックボディでないのはジムニーぐらいしかないのではないでしょうか。私もよく知りませんが基本はモノコックボディです。
運転の不注意でボディを凹ましてしまったら、フレームまで痛んでしまう可能性があります。モノコックボディの修復歴ありの中古車はとくに注意した方がいいですね。
その点サンバーはフレームとボディが別!ボディ凹まし放題です。サンバーのバンパーが凹んでいるのはよくみる光景です。
なぜかみんなリアバンパーを当てて凹ましているんですよね。私のサンバーも中古で購入したのですが、リアバンパー思いっきり凹んでいました。
サンバー乗りのみなさんはバンパーが凹んでいても平気で乗っているので逆にかっこいいです。
サンバーは整備性がいい
サンバーの整備性はめちゃめちゃ良いです。スーパーチャージャーのついているサンバーは少し整備性が悪くなりますが、自然吸気のサンバーなら最高です。
ほぼほぼ自分で整備することができます。タイミングベルトだってウォーターポンプを変えなければ1、2時間あれば交換できます。
そう、サンバーはタイミングベルトでエンジンを回しているのでメカノイズも少ない。最近の車はタイミングチェーンになってきているのでどうしてもカチャカチャ音がします。
タイミングチェーンは正直良いのか悪いのか分かりません。交換するとなったらめんどくさいのでタイミングベルトのエンジンの方が音も静かだし、個人的には好きです。
サンバーのエンジンなんて2時間で降りるぐらい簡単!エンジンオイルだってすぐ交換できますし、エンジンオイルの量も少ないのでコスパもいいです。
自然吸気サンバーならファンベルトなんて5分もあれば交換できますよ。1本しかかかってない上にクーラーと発電機にしかかかっていません。
ホンダのアクティ系のエンジンはボディの中心にあるので荷物をぎっしり積んだ車のメンテナンスなんて最悪です。めんどくさすぎて嫌になります。
荷物を全て下ろさないとエンジンオイルの交換ができないタイプの箱バンもあるので最悪ですよね。荷物をぎっしり積んでいなければ問題ありません。
スズキのエブリィ系もシートの下にエンジンがあるのでシートを上げる作業がめんどくさいです。オイル交換も片方のシートを上げるだけでできたら、まだましですが、もう片方のシートも上げないとオイルの量を確認できないので最悪です。
サンバーならどれだけ荷物を積んでいてもエンジンオイルの交換はリアバンパーを開けるだけでエンジンオイルの交換ができます。
サンバーは6Jのホイールが入る
普通の軽自動車は6Jのホイールは入りません。入ったとしても車体からはみ出したりハンドルを全切りした時にホイールが当たってしまいます。
サンバーはホイールはちょっとはみ出しますが、ハンドルを全切りしてもタイヤが当たりません。軽自動車で6Jが入るのは改造車でない限りサンバーしかないのではないでしょうか。
6Jとは、ホイールの幅の大きさです。一般的な軽自動車のホイールの大きさは4J〜5Jが一般的です。スズキの車は5Jのホイールを付けてハンドルを全切りにしたら内側にタイヤが当たっていました。
5Jのホイールでタイヤが当たるようなら6Jなんてあり得ませんね。6Jのホイールを入れるとかなりタイヤが大きく見えるのでツライチを目指したいサンバー乗りさんにぴったりです。
サンバーのマフラー音が独特
サンバーの排気音が独特でマフラーの音を聞いただけで「あ、サンバー通った」って振り返ってみると本当にサンバーだったりすることがあります。
正直他の箱バンが通っても、どの箱バンが通ったなんてわかりっこありません。サンバーは本当に独特な排気音を奏でます。
よく「マフラー変えてるの?」と言われることがあるぐらいです。
エンジンからマフラーの出口までが短いのが1番の理由だと思います。マフラーを交換すればめちゃめちゃ良い音を奏でてスポーツカーのように走れますよ。
「めちゃめちゃ良い音する車がいる」と振り返ったらおばあちゃんが乗るサンバーだったりすることがよくあります。おばあちゃんカッコよすぎです。
私はマフラーを交換していませんが、十分すぎる音がするので交換する必要がありません。
サンバーのエンジンなぜか壊れない
サンバーのEN07エンジン、なぜかなかなか壊れません。サンバーを大事に乗っている人のオドメーターを見てみると平気で20万キロ超えて走っています。
30万キロのサンバーも見た時あります。サンバーで10万キロも走ってないのは新車みたいな物です。作りがいいのか、エンジンの設計がいいのか、サンバーのエンジンはなかなか壊れません。
私が乗っているサンバーも20万キロを超えていますが、全然問題ありません。最近タペット音がしだしたので、タペットの隙間調整をしたぐらいで他に気になるところは特にありません。
高速道路でもキビキビ走ってくれますし、上り坂が続くと速度が落ちてきますがエブリィやミニキャブに比べると余裕のあるエンジンの音がします。単にエンジンが後ろにあるので音が聞こえないだけで本当はヒーヒー言っているのかも。
エンジンは丈夫にできているのに、サンバーの9割がオイルが漏れているものばかりです。エンジンの角度上、仕方ないといえば仕方なさそうな向きでエンジンが付いています。
エンジンオイルが漏れていてもエンジンオイルをちゃんと交換していれば問題ありません。タペットパッキンからのオイル漏れがほとんどなのでネジ6本外せば交換できるのでオイル漏れもすぐ直せます。
まとめ
- サンバーのエンジンはスムーズに回る4気筒エンジン
- サンバーの短いホイールベースで超小回りが効く
- サンバーの足回りは高級車と同じ独立懸架サスペンション
- サンバーのボディはフレームと別体
- サンバーの整備性はファンベルトを5分で交換できる
- サンバーは6Jのホイールが入るカスタムしたい人にも優しい
- サンバーのマフラー音が独特で良い音
- サンバーのエンジンEN07なぜか全く壊れない
私が思うサンバーの外回りの魅力8選を選んでみました。もちろんデメリットもありますが、デメリットよりメリット、良いところの方が多いサンバーこれからも大事に乗っていきたいですね。
サンバーの魅力が少しでも伝わればOKかな。と思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。