追加メーター付けたいけどデフィは高い、オートゲージって壊れやすいって聞くけど実際どうなのか?
オートゲージは壊れやすいのか?
追加メーターを取り付けて1年未満で壊れるのが壊れやすいという部類に入るのならオートゲージの追加メーターは壊れやすいです。
どこがどう壊れる?
- バックライトが切れる
- 針が暴れる
- 針が止まる
- 圧力系のセンサーが壊れる
オートゲージはバックライトが切れる
メーターのバックライトが切れて暗くなります。
バックライトが切れると昼間メーターが見にくくなります。
ポジションライトを付けるとメーターのバックライトは減光するようになっていますが、常に減光状態になったようになります。
全部が全部ではありませんが、ほとんどの確率でバックライトは切れるでしょう。
オートゲージは針が暴れる
運転中に急に何かがチラチラと動くような気配がして動くものの方に目をやると追加メーターの針が行ったり来たり高速で暴れていました。
隣に人を乗せてる時に針が暴れたら、恥ずかしくて運転に集中できなくなります。
針が暴れるとオートゲージはダサいと言われる原因にもなりかねません。
オートゲージのメーターの針が暴れる原因はセンサーの接触不良で直る場合があります。
オートゲージは針が止まる
オートゲージのメーターの針が0を指したまま動かなくなることがあります。
エンジンを切って付け直すと針がまた正常に動いてくれるようになる事が多いですが、動かない追加メーターはダサいですよね。
圧力系のセンサーが壊れる
ブースト計、バキューム系、油圧計、燃圧計などの何かの圧力を測るメーターのセンサーがよく壊れます。
この中でも油圧計と燃圧計のセンサーは最悪です。3ヶ月持ちませんでした。
燃圧計センサー
燃圧計は本来の圧力よりも高い数字を示してみたり、高い数字を示したと思ったら今度は0を指してみたりデタラメです。
油圧計センサー
油圧は完全暖気後のアイドリング中では1Barぐらいが正常なのですが、0まで落ちて常に油圧が低いランプが点滅して鬱陶しいです。
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ブースト計とバキューム計のセンサーは、防水加工が一切されていません。
コーキングをするなり、液体ガスケットでも塗るなりして防水加工する必要があります。
センサーと線を繋ぐカプラーの接触不良でメーターの針が暴れることがあります。
タイラップなどでカプラーが動かないように固定しておくと接触不良を起こしにくいと思います。
油温、水温は大丈夫?
油温計と水温計の温度センサーの故障はほぼほぼありません。
水温計は5年ほど使っていますが、一切狂いもありません。1、2℃の狂いは良しとしましょう。
水温は98℃になると電動ファンが回り始めるので、問題ないです。
オートゲージの油温計と水温計はかなり優秀です。
オートゲージは辞めておくべきか?
オートゲージは正直壊れやすいので、辞めておくべきなのか?
追加メーターをどのような目的で使用するか、追加メーターを自分で取り付けができるかで大きく変わります。
- ドレスアップ
- なんとなく車の状態が知りたい
- 壊れてもまた買い直せばいい
- 自分で取り付けができる
こんな人はオートゲージの追加メーターでも全然いいと思います。
逆に
- シビアな数字が知りたい
- 日本製じゃないとダメ
- ちゃんとしたものがいい
- 自分で取り付けできない
こんな人はオートゲージの追加メーターはやめた方が無難です。
値段は高くなりますが、デフィの追加メーターを付けましょう。日本製でシビアでちゃんとしてます。
追加メーターをどこかショップで取り付けてもらう場合、およそ8,000〜工賃がかかります。
オートゲージの追加メーターを8,000円払って取り付けて、数ヶ月後にセンサーが壊れたとします。
センサー代と、再びセンサーを交換する工賃を考えるとデフィ買えます。
デフィはメーター本体は高いですが、自分で追加メーターの取り付けができないのなら、工賃を払ってデフィを取り付けた方が最終的に安くなる事も。
自分で追加メーターを取り付けができる人ならオートゲージで壊れたら新しいのに交換すればいいだけです。
ですが、やっぱり油圧計と燃圧計だけはセンサーが3ヶ月で壊れるのでデフィの追加メーターを付けた方がいいと思いますよ。
センサーだけ買うとなったら、2,500円ぐらいします。メーターとセットで買うと4,500円ぐらいです。
なんとも微妙な値段ですよね。メーターセットのほぼ半分がセンサーの値段なので、1年で4回壊れるとして、センサー代だけで1万円です。
初めからデフィのちゃんとした追加メーターを購入した方が安かったりします。
必ず全てのセンサーが壊れる訳ではありませんが、私は3回油圧センサーが壊れたので油圧計はしばらくの間外しています。
オートゲージの油圧計と燃圧計はあまりオススメはできませんね。
オートゲージの追加メーターを付けるなら
それでもデフィは高い!オートゲージにするという方は、予備センサーを常にストックしておく事をオススメします。
オートゲージのセンサーは絶対壊れます。仮に運良く壊れなかったとしてもセンサーのストックはするべきです。
ストックしている事でセンサーが長持ちする願掛けの意味でも持っておくと安心できます。
センサーの故障でなく、追加メーター本体の故障ならラッキーです。
メーターの裏のカプラーを引き抜いて新しいメーターに付け替えるだけなので誰でもできます。
オートゲージの追加メーターのメリット
これまでオートゲージは壊れやすいだの、やめた方がいいと言ってきましたが、オートゲージもいいところありますよ。
なにより追加メーターの種類が豊富で、よりどりみどりです。
針が動くアナログ式にも何種類か種類がありますし、デジタルで数字が見えるタイプもあります。
フルデジタルのメーターもあるので、どれにしようか迷うぐらい種類が豊富です。
なにより安いですよね。
一番安いので4,000円台で高いのでも10,000円ぐらいです。
4,000円台なのに、見た目も普通にカッコいいですし、ドライブを楽しませてくれるアイテムだと思います。
オートゲージはダサいと言われがちですが、ダサいぐらいが丁度いいのではないでしょうか。
結局自分が良ければなんでもいいんですよ。
人のために追加メーターを取り付ける訳ではないんですから。
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安くてシビアな情報を簡単に見る方法
オートゲージやデフィなどの追加メーターを取り付けなくても簡単に車両の情報を知る方法があります。
それは、OBD2電源からマルチメーターやレーダー探知機を付けるだけです。
OBD2とは
車が故障したときなどに診断機を繋いで車両情報を読み取る時に使う電源です。新しい車には全部ついています。
OBD2から得られる情報が一番正確なのではないでしょうか。
OBDで知れる情報
- ブースト圧
- 水温
- タコメーター
- バッテリー電圧
- 油温
- 油圧 など
車両のOBD2につなぐだけで、追加メーターを1つずつ取り付けなくても一気に知る事ができます。
追加メーターをちまちま付けるよりも安いですよ。
まとめ
- オートゲージは壊れやすい?はい
- オートゲージは辞めておくべき?使い道次第
- オートゲージを付けるならセンサーのストックを
- オートゲージのメリットもある
- オートゲージよりも簡単でシビアなメーター
オートゲージの追加メーターは残念ながら壊れやすいです。
だからと言って取り付ける価値がないかと言えばそうでもない。見た目もカッコいいしちゃんと情報提供してくれます。
もう少し値段を高くしてセンサーを壊れないように作ればもっといい商品になると思います。
オートゲージの追加メーターを検討している方の少しでも参考になれれば、嬉しいです。