スバル製サンバーの調子最近悪い!車に詳しくないけど調子が悪いぐらいはわかる!アイドリング不調の原因
サンバーのアイドリング不調の原因
サンバーのアイドリングがおかしいと感じたら、その原因は、5つに絞られます。
- ISCV不良
- イグニッションコイル
- プラグコード
- スパークプラグ
- バルブクリアランス不良
ISCV不良
最も多い原因がこれです。
スロットルボディに付いていてアイドリング時の空気の量を決めている部品です。
スロットルボディ内に付着したカーボンなどのゴミのせいでISCV本体の動きが悪くなってアイドリングがおかしくなります。
プラスドライバーで2個のネジを外すと簡単に外れて簡単に掃除することができるので、最近サンバーのアイドリングが変だなと感じたら真っ先にISCVを掃除してみることです。
ISCV掃除の方法
ISCV本体はウエスで拭く程度にし、スロットルボディ側をキャブクリーナーなどでガシガシと洗い流すと良いでしょう。
イグニッションコイル
プラグコードに電気を流すタイミングを決めている部品で、2気筒同時点火になっています。
壊れるとアイドリング不良レベルというよりか完全に火打ってないやろ状態になります。
微かなアイドリング不良というよりかは、絶対になにかがおかしいアイドリング不良になるので一目瞭然です。
参考程度に聞き流しておいてください。
プラグコード
プラグコードの不良により、アイドリング不良が起きることもしばしばあります。
プラグコードはかなりデリケートな部品で雑に扱ってしまうとすぐにダメになってしまいます。
一番わかりやすい例だと夜、真っ暗な時にサンバーのエンジンをかけ、プラグコードを観察することです。
時より火花が外に漏れることがあります。
リークと呼ばれる現象で上手くプラグに火花が伝達できずに漏れているのでプラグコードの交換が必要です。
スパークプラグ
スパークプラグは消耗品です。
2〜3万キロ走るとスパークプラグの交換時期なので、スパークプラグの交換が必要になります。
スパークプラグを定期的に交換する時にプラグコードを痛めることがありますので、イリジウムプラグに交換することがオススメです。
イリジウムプラグだと10万キロ無交換、無点検で気にせず走ることができます。
点検もする必要がないので、下手にプラグコードを外したりすることがないので、プラグコードを傷つけることもありませんよね。
バルブクリアランス不良
エンジン内部の隙間の話になりますが、ちょっとした隙間が広かったり、狭かったりすることでアイドリング不良になることがあります。
バルブクリアランスの記事を書いているので、気になる方は参考にしてみてください。
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ISCVの清掃したら調子が悪くなった
ISCV本体をサンバーから取り外して清掃したら逆に調子が悪くなりました。
ってことがたまにあります。
それはISCVの不良です!とバッサリと切りたいところですが、その前に試してほしいことがあります。
それはISCVの再学習です。
ISCVを清掃するためにISCVに挿さっているカプラーを外したことによってISCVの位置がリセットされます。
ISCVの位置がリセットされることで、適量の空気を送れなくなります。さらにISCVを清掃することによってできたゴミがあった分の隙間が広くなります。
ISCVの再学習のやり方は、簡単です。
運転席の下クラッチペダルの近くになる緑色のカプラーを繋げてキーをオンにしたりオフにしたりを10回ぐらいするだけです。
それでISCVの再学習が可能です。
学習をした後はカプラーを引き抜いて、運転の邪魔にならないように退けておけば完了です。
それでもダメならISCVの交換をオススメします。
ISCVの清掃は拭く程度
ISCVをガシガシとキャブクリーナーにツバけて洗いたい気持ち分かります。
しっかりと洗いたい気持ちを抑えてキャブクリーナーを布に湿してから拭く程度で清掃しましょう。
ISCVはモーターでできているので電気で動いています。
もし液体がモーター部に付着してモーター内に錆でもできると、それこそ動きが悪くなりアイドリング不良になりかねません。
その代わりISCVが取り付く、スロットルボディ側は思いっきりキャブクリーナーでジャンジャンあらってOKなので、そっちを重点的に洗いましょう。
まとめ
- サンバーのアイドリング不良の原因は5つある
- ISCVの清掃したけど調子が悪くなった時の対処法
- ISCVの清掃は拭く程度に抑える
サンバーのアイドリング不調の原因のほとんどがISCVの不良か、カーボンなどのゴミが原因です。
最近サンバーの調子が悪いなと感じたら、ドライバー1本で外せるのでやってみるといいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。