水温計のない車に追加メーターで水温計を取り付けるメリット

水温計のない車に追加メーターの水温計を付けたい!水温計は追加メーターで1番役立つメーターです。

追加メーターの水温計を付けるメリット

水温計のメリット

  • 冷却水温が数字で分かる
  • 冷却水温が適切かどうか分かる
  • 電動ファンが何度で回り始めるか分かる
  • サーモスタットの開閉が分かる
  • オーバーヒートを回避できる

冷却水温が数字で分かる

冷却水とは?

そもそも冷却水とはエンジンの熱を下げるための「水」です。

冷却水という名前なので、さぞかし冷たい水なんだろうと想像するかもしれませんが、常用温度は80℃前後です。

カップラーメンが美味しく食べれる温度が冷却水の平均温度ですね。

実際は車に乗っていると冷却水の温度は分かりません。

追加メーターで水温計を取り付けることでリアルタイムで冷却水温を確認することができます。

実際の冷却水温を知る事が水温計を取り付ける最大のメリットです。

冷却水温が適切かどうか分かる

追加メーターで冷却水温が数字で分かれば、エンジンの温度は適切かどうか判断する事ができます。

適切な冷却水温

80〜90℃

追加メーターの水温計を付けて走行中に冷却水温が80℃前後なら問題ありません。

信号待ちで止まったりすると徐々に水温が上昇し100℃近くまで上がることもあります。

電動ファンが何度で回り始めるか分かる

冷却水温が100℃近くまでくると電動ファンが回り始めます。

追加メーターを付ける事で電動ファンが何度で回り始めるかを知る事ができるので電動ファンの故障を見つけやすいです。

それだけでなく、冷却水のエア抜き時にも水温計が活躍します。

冷却水のエア抜きはエンジンをかけて電動ファンが回るまでアクセルをふかしたりします。

電動ファンが回り始める温度を知っていれば、電動ファンがなかなか回らなくても不安になりません。

サーモスタットの開閉が分かる

追加メーターの水温計を付ける事で冷却水温が数字で分かるだけでなく、サーモスタットが開閉したかどうか知る事もできます。

サーモスタットとは?

エンジン内だけを循環していた冷却水がいよいよ熱くなると冷却水は走行風によって冷まされることになります。

走行風で冷却水を冷ますところをラジエーターと言いますが、エンジンとラジエーターを繋ぐ通路を塞いでる部品のことです。

サーモスタットは開閉は冷却水の温度によって開いたり閉じたりします。

追加メーターの水温計は温度センサーをラジエーターのホースを切って繋がないといけません。

ラジエーターのロアホースに温度センサーを付ける事でサーモスタットの開閉を知る事ができます。

オーバーヒートを回避できる

結論、追加メーターの水温計を付けるのはエンジンのオーバーヒートを防ぐためです。

新しい車には水温計が付いていません。水温計が付いていても温度までは分かりませんし水温計が上がる頃にはオーバーヒート寸前です。

なぜオーバーヒートは起こる?

冷却水のメンテナンス不足や、冷却水漏れによる冷却水が不足してオーバーヒートが起こります。

新しい車は性能がいいのでオーバーヒートしそうになったら、水温を固定してオーバーヒートしないような対策がされているはずです。

車がオーバーヒートするとどうなるのか記事をまとめてます。

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追加メーターの水温計を付ける方法

追加メーターの水温計を付ける方法を教えます。その前に水温計を付けるために必要ものを紹介します。

必要なもの

  • 水温計
  • 水温計アタッチメント
  • ホースバンド
  • 冷却水

追加メーターの水温計を付けるには、この4つは絶対に必要です。

水温計だけを買えば付けれる訳ではないので要注意です。

水温計を買うとかならず水温計アタッチメントが必要になります。

水温計アタッチメントとは

冷却水の温度を測る温度センサーを取り付けるためのアタッチメントになります。

ラジエーターのホースを切って取り付ける方法が一般的です。

なぜ水温計にアタッチメントが付属していないのか。それは車によってラジエーターのホースの径が異なるためです。

なので水温計を付けたい車のラジエーターのホースの内径を調べないといけません。

「車種 ラジエーターホース 内径」などと検索すれば出てくるはずなので、同じ内径のアタッチメントを準備しましょう。

アタッチメントの取り付けにはラジエーターのホースを切らないといけません。

アタッチメントの固定には2個のホースバンドが必要になるので一緒に準備しておきましょう。

ラジエーターのホースを切れば当然冷却水が溢れ出します。

水温計を付けるのを機に冷却水の交換をオススメします。

アタッチメントに水温計に付属している温度センサーを取り付けて線を水温計に繋げばいいだけです。

温度センサー

アタッチメントに温度センサーを固定するときはネジ部にシールテープを数回巻いておくと漏れ防止になります。

水温計を取り付けるために電源をとる方法は別の記事で説明しているので、参考にしてみてください。

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追加メーターの水温計にかかる金額目安

水温計にかかる金額

  • 水温計本体 5,000〜20,000円
  • アタッチメント 2,000〜5,000円
  • ホースバンド 300円
  • 冷却水 平均3ℓ 3,000円
  • 取り付け工賃 9,450円〜

合計 高く見積もって37,750円

追加メーターの水温計は安い追加メーターなら5,000円ぐらいで購入できるのでお得です。

あまりに安いと壊れやすいんじゃないの?と思いますよね。

オートゲージの水温計は安くて壊れにくいです。

私はオートゲージの水温計を5年ほど使っていますが壊れていません。現役で動いてくれています。

油圧計は壊れやすかったりしますが、水温計は問題ありません。

自分で追加メーターの水温計を付けれる人なら13,000円ぐらいで済みます。

追加メーターの水温計は車検に通る?

追加メーターを付けていても車検は普通に合格します

ダッシュボードのど真ん中に3連メーターを置いて車検を受けましたが何も言われませんでした。

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追加メーターの水温計を付けた事で車検に通らない事があるとすれば、アタッチメントからの冷却水漏れです。

冷却水が漏れていると車検に通らないので冷却水漏れには注意が必要です。

追加メーターの選び方

追加メーターの選び方を軽く紹介します。

  • 安い
  • デザイン豊富
  • アナログ、デジタル

安さやデザインなどで追加メーターを選ぶならオートゲージの追加メーターがオススメです。

安くてデザインが豊富でカッコよくて追加メーターとしての機能もしっかり果たしてくれます。

  • 日本製
  • 壊れにくい
  • 精密

少々値段が高くても日本製で壊れにくく、シビアで精密な数字が分かる追加メーターがいい人はデフィがオススメです。

デフィはサーキットなどの車をレスポンスを最大限に使うような過酷な世界で使われることが多いためシビアな数字をしたい方にぴったりです。

大雑把な数字よりピッタリとした数字の方が安心できますよね。

追加メーター以外で水温を知る方法

新しい車には追加メーターの水温計をラジエーターのホースを切ったりしなくても簡単に冷却水温を知る事ができます。

OBD2を使う

  • OBD2電源からレーダー探知機を付ける
  • OBD2電源からマルチメーターを付ける

新しい車は診断機を繋げる事ができるOBD2という差し込みがあります。

OBD2から電源を取る事で車の情報がほとんど知る事ができます。

OBD2から知れる情報

  • バッテリー電圧
  • ブースト圧
  • 水温
  • 油温
  • 油圧
  • スロットル開度など

追加メーターの情報が線をただ繋ぐだけで全て分かります。

追加メーターより安く、追加メーターより情報が正確、追加メーターより簡単、追加メーターよりシンプルです。

追加メーターを付けるのが嫌だ!という人にはOBD2電源からのマルチメーターをオススメします。

まとめ

  • 追加メーターの水温計を付けるメリット
  • 追加メーターの水温計を付ける方法、必要なもの
  • 追加メーターの水温計にかかる金額
  • 追加メーターの水温計は冷却水漏れがなければ車検に通る
  • 追加メーターの選び方
  • 追加メーター以外で水温を知る方法はOBD2

水温計のない車に追加メーター水温計を付ければお金もかかりますが、その分安心感がいつもとは違います。

追加メーターの水温計は走り屋みたいで嫌ならOBD2からマルチメーターを付ければ走り屋っぽくならなくて済みます。

水温計は必ずしも必要ではありませんが、あれば便利ですよ。

少しでも参考になれれば、嬉しいです。ありがとうございました。

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