サンバーのエアークリーナーを交換しようとしてエアクリーナーケースを開けてドロドロに汚れていたら、オイルキャッチタンクを取り付けよう!
サンバーにオイルキャッチタンク 取り付け
田舎のポルシェと呼ばれるスバルサンバーは未燃焼ガスがかなり出るらしく、エアクリーナーケースがオイルでドロドロになってしまいます。
ポルシェと同じRR駆動式で、エンジンも横向いているので仕方ないですね。
エアクリーナーを外してオイルでドロドロに汚れているのを見て、びっくりです。
これはすぐにオイルキャッチタンクを取り付けないといけないと思い、Amazonでポチりました。
サンバーにオイルキャッチタンクを取り付けるのは簡単です。
必要なもの
- オイルキャッチタンク本体
- L型ステー
- ブローバイの追加ホース
サンバーにオイルキャッチタンクを取り付けるのは簡単で、L型ステーがあれば、すぐに取り付けできます。
マフラーの遮熱板を固定しているM12のボルトを外し、L型ステーを一緒に固定します。
L型ステーにオイルキャッチタンク本体を固定し、ホースの取り回しがしやすいように本体を調整するだけです。
エンジンの上から出たブローバイホースをオイルキャッチタンクのIN側へ繋ぎます。
オイルキャッチタンクのOUT側からエアクリーナーへと追加ブローバイホースで繋げるだけで完成です。
これで何ヶ月かして、オイルや不純物などがどのぐらい溜まるか経過を見たいと思います。
そもそもオイルキャッチタンクとは?
エンジン内で燃料が完全に燃え切らなかった未燃焼ガス内のオイルや水分、不純物を取り除くものです。
エンジン内で発生した未燃焼ガスはエンジンのヘッドカバーの上のブローバイホースからエアクリーナーへと戻され再びエンジン内に戻ってきます。
エンジン内で発生した未燃焼ガスが大気へと解放される事は決してありません。
というより未燃焼ガスは大気に解放してはいけない決まりになっています。
エンジン上部のブローバイホースが吸気系につながっていない場合は車検には受かりません。
オイルキャッチタンク
- 未燃焼ガス内のオイル除去
- 未燃焼ガス内の水分除去
- 未燃焼ガス内の不純物除去
未燃焼ガス内に少量のオイルなどが混じっていると吸気系がオイルでドロドロになります。
エアクリーナーにオイルが付着すれば空気の吸いが悪くなりエンジンのパワーや燃費が悪くなります。
オイルキャッチタンクを取り付けることで、エンジン上部からでた未燃焼ガスがオイルキャッチタンクで濾過され空気とオイルを分離します。
未燃焼ガスだけをエアクリーナーへと戻す事ができるので、エアクリーナーがオイルで汚れる事が少なくなります。
基本的には普通の車には、オイルキャッチタンクは必要ないものです。
スポーツカーのようにエンジンを高回転まで使ってレースをするような車にオイルキャッチタンクが必要です。
サンバーはポルシェと同じスポーツカー扱いになるのでオイルキャッチタンクが必要なんですね。
冗談は置いといて、
オイルキャッチタンクは未燃焼ガス内のオイルをキャッチするだけでなく、水分もキャッチしてくれます。
湿度の高い雨の日などに運転しているとエンジンの中に少なからず吸入空気と一緒に水分を吸い込んでしまいます。
エンジン内の水分がオイルキャッチタンクに溜まる事もサンバーはあるそうです。
エンジンオイルを入れるフィラーキャップを外してクリーム状のものが付着していたらエンジン内の水分が多いのが原因かもしれません。
オイルキャッチタンクはエンジンの未燃焼ガスと一緒にスラッジなどの不純物を取り除く事もできます。
未燃焼ガスはエアクリーナーへと戻しているので、エンジンから出た不純物を再びエンジンに戻すよりかオイルキャッチタンクで除去する方がエンジンにも優しいですよね。
サンバーにオイルキャッチタンク メリット
未燃焼ガスの多いサンバーにオイルキャッチタンクを付けるメリットは、
メリット
- 燃費向上
- エンジン内を綺麗に保てる
- 取り付け簡単
- 安い
- 違和感がない
エアクリーナーがオイルでドロドロになるほど未燃焼ガス内にオイルが混じっているサンバーには燃費向上が期待できます。
エアクリーナーを綺麗に保てる事で、オイルで汚れる事がないので空気抵抗が少なくなります。
サンバーのエアクリーナーは湿式なので、未燃焼ガスと一緒にオイルが付着する事で外気からの虫やホコリのキャッチも優れますが燃費が悪くなります。
できればエアクリーナーはオイルで汚したくないので、サンバーにオイルキャッチタンクを付ける価値はあるのではないでしょうか。
これからも長くサンバーに乗っていくのならオイルキャッチタンクを取り付けを検討してみるのもありですよ。
未燃焼ガス内のオイルはもちろん水分、不純物などがあるとエンジンが汚れていきます。
取り付けも難しくなく簡単で効果があり、リアバンパーを開けた時の違和感も少なく、安くて高クオリティなカスタムだと言えます。
サンバーにオイルキャッチタンク デメリット
オイルキャッチタンクを付けるデメリットとしては、数ヶ月に1度溜まったオイルなどを捨てないといけないことぐらいですね。
オイルキャッチタンクを取り付けなければ、する必要のない事をしないといけなくなるので、その点はデメリットです。
オイルキャッチタンクのタンクがオイルで一杯になると未燃焼ガスがエアクリーナーへと戻りが悪くなりエンジン不調の原因にもなりかねません。
オイルキャッチタンクを取り付けるのなら、数ヶ月に1度の点検、清掃は必須項目になります。
オイルキャッチタンクは車検に通る?
エンジンから出た未燃焼ガスがオイルキャッチタンクを通り、エアクリーナーへと戻っていれば問題なく車検に通ります。
途中で大気解放状態にしていると車検に通りません。
まとめ
- サンバーにオイルキャッチタンクを取り付ける
- そもそもオイルキャッチタンクとは?
- サンバーにオイルキャッチタンクを付けるメリット
- サンバーにオイルキャッチタンクを付けるデメリット
- オイルキャッチタンクは車検に通るのか
サンバーは未燃焼ガスが多いのでオイルキャッチタンクを付けてもいいと思います。
ただ、オイルキャッチタンクを付けたら放置だけはしないように気をつけたいですね。
少しでも参考になれれば嬉しいです。ありがとうございました。