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サンバーってタペット調整する頻度多くない?気のせいなのかな

みなさん、こんにちは。スバルサンバーに乗っている人、サンバーのタペット調整したことありますか。サンバーってタペット音がしやすいのか知らないけどタペット音が気になる。

サンバーのタペット調整をやろう

サンバーのタペット調整値は冷間時、IN側が0.15mm、EX側が0.2mmです。

IN側は上で、EX側は下になります。

サンバーのタペットの調整は簡単ですので誰でもできます。これはサンバーに乗っている人ならやったことあるかもしれません。

とりあえず、バンパーを開けて、ブローバイホース、プラグコード、エンジンアース、プラグコードのステーを外します。

プラグコードをプラグから抜く時は無理やり外さないように気をつけましょう。サンバーのプラグコードは傷みやすいのかリークの原因になります。

次にエンジンのヘッドカバーを外します。ヘッドカバーは6本のボルトで止まっているだけですので外してハンマーの柄などで軽く叩いてあげるとボコっと外れます。

今回私はパッキンは再使用しましたが、ヘッドカバーのパッキンをできれば、新品のものに交換するとオイル漏れ予防になります。サンバーはエンジンの角度上エンジンオイルが漏れやすいのでできるだけ新品に交換しましょう。

外れたらバルブを押しているロッカーアームと呼ばれるものが見えます。タペット調整とはバルブの上端とロッカーアームの先端の隙間の調整です。カムが直接バルブを押しているエンジンはカムとバルブのシムの隙間の調整です。

サンバーのタペット調整は2回で

サンバーのタペットの調整は2回で全てのタペット調整ができます。2回というのはクランクを合わせる回数です。

クランクプーリーを手でラチェットなどを使って回します。クランクプーリーに上死点を合わせる印が付いているので突起の部分と合わせます。

これで1番と4番どちらかが圧縮上死点になります。この状態でロッカーアームを小刻みに動かしてあげるとカチカチカチと音がする方が圧縮上死点です。

タイミングベルトカバーのカムのところにゴムのキャップが付いていて外すとカムギヤが見えます。見にくいですがカムギヤにFと刻まれているのが見えたら1番が圧縮上死点です。

1番ってどこだよ?って思いますよね。1番はタイミングベルトに1番近い気筒のことです。右から左に1、2、3、4の順に並んでいます。

普通に指でカチカチやる方が分かりやすいです。でもなんでカチカチと音がするのか。それがタペットの隙間なんです。カチカチ音がしないところはバルブを押しているので隙間0なので調整できません。

クランクプーリーを1番を圧縮上死点に合わせた場合、1番のIN、EX、2番のIN、3番のEXが調整できます。

逆の4番が圧縮上死点にクランクプーリーを合わせた場合は4番のIN、EX、3番のIN、2番のEXが調整できます。

タペット調整値は、INが0.15mm、EXが0.2mmでしたね。シックネスゲージも忘れずに!

サンバーのタペット調整やり方

サンバーに限らずですが、メガネレンチなどで固定ナットを緩めます。シックネスゲージを差し込みマイナスドライバーで調整します。

これぐらいかな。と思ったらマイナスドライバーを動かさずにメガネレンチで固定ナットを締め付けます。

締め付けた状態でシックネスゲージを引き抜いた時に少し抵抗があるぐらいがベストみたいです。少しの抵抗と言ってもどれぐらいなのかわからないと思います。

ヨウカンを切るぐらいの力と聞いたことがあります。あまりスルスル抜けてもダメですし、かなり力を入れないと抜けない場合もダメです。

シックネスゲージがスルスル抜ける場合

タペット調整の隙間が広いので、このままヘッドカバーを取り付けた場合はまたタペット音がします。

エンジンが温もってくるとタペット音が止まったりするので、もう一度エンジンが冷えてから再調整する必要があります。

シックネスゲージが力を入れないと抜けない場合

タペット調整で隙間が狭すぎる方がエンジンに影響が出ます。確かにタペットの音はしなくなると思いますが、アイドリングが不安定になります。

タペットの隙間が無くなってしまうとバルブを押してしまう状態になってしまいます。バルブを押してしまうとどうなるでしょう。

圧縮が逃げてしまいエンジンの調子が悪くなります。タペット調整の隙間をなくてしてしまうとエンジンをかけたら、すぐ分かりますのでもう一度エンジンが冷えてから再調整してください。

サンバーならヘッドカバーを外すのも簡単なので再調整を何回でもできます。自分が気に入るまで調整してみるのもいいと思います。

全部の気筒のINとEXのタペット調整が終わればヘッドカバーを取り付けていきます。ヘッドカバーのパッキンが当たるところはできるだけ脱脂をしてから組み付けるとオイル漏れ予防になります。

ヘッドカバーを付けたら、6本のボルトを中央から外側に向けて少しずつ均等に締め付けていきましょう。ボルトが細いのであまり力を入れて締めてしまうと、ねじ山をダメにしてしまう可能性もあります。慎重に締めていきましょう。

ヘッドカバーも取り付けが終わったら、ブローバイのホースをつけてエンジンアースをつけてプラグコードを順番通りにつければ完成です。

プラグコードをプラグに差し込む時も無理に差し込まずゆっくりと差し込んでいきましょう。サンバーのプラグコード差し込みにくいので丁寧にやりましょう。リークの原因になってしまいます。

全部つけることができたらエンジンをかけてタペット音がしないことを確認してアイドリングも吹け上がりも大丈夫そうなら終わりです。

工具もこのぐらいしか使いません。

私は基準値よりも0.01mm狭めて調整しましたが問題ありません。アイドリングも安定してタペット音もしなくなりました。

早くやれば1時間ぐらいでできるかもですが、慎重に丁寧に作業した方が間違いなく出来ると思うので時間をかけて丁寧に作業しましょう。

まとめ

  • サンバーのタペット調整値はIN 0.15mm、EX 0.2mm
  • サンバーのタペット調整はクランク2回回すだけ
  • サンバーのタペット調整ゲージはヨウカンを切るぐらいの力で

サンバーに乗っている方なら分かると思います。タペット音がなぜか気になる。他の車なんてタペット調整することなんて、ほぼほぼないのになぜか気になる。

サンバーのタペット音が気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

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