タイヤ

145/80R13のタイヤ交換は下手な扁平タイヤより難しい

145/80R13のタイヤ交換は下手な扁平タイヤを交換するよりも遥かに難しいって知ってましたか。

手動タイヤチェンジャーなどを使って自分でタイヤ交換する人向けです。145/80R13のタイヤを手組みする時は気をつけて下さい。

145/80R13のタイヤ交換は難しい

145/80R13を5Jのホイールに組み付けました。

タイヤはダンロップのEC204と非対称パターンのタイヤです。

非対称パターンの意味

  • カーブでの安定性
  • 水の排水性

5Jホイールを中古で購入し、ただタイヤを組めばいいだけでしたので簡単そうなんですが、難しい!

といってもホイールにタイヤをはめ込むのは簡単です。

タイヤのビード部にビードクリームを塗っておけばタイヤレバーを使うこともなく手だけで押し込むと入ります。

145/80R13の恐ろしいところはここからです。

145/80R13のビードがあがらない

ホイールにタイヤを組み付けて、あとは空気を入れるだけなんですが、空気が入りません!

俗に言うビードが上がらないというやつです。

145/80R13の標準リム幅は4Jですが、適用リム幅は5Jまでと書いてありました。

なので5Jのホイールでも145/80R13のタイヤの組み付けは適用範囲内なので問題はないはずです。

145/80R13はタイヤが細い上、扁平率も80%と高いのでふにゃふにゃしてて「本当に大丈夫?」って感じのタイヤですね。

普通のタイヤならホイールにタイヤを組み付けて空気を入れるとすんなりとビードが上がって空気が入ってくれます。

ビードが上がらない145/80R13のビードを上げるには、どうするか。

ビードを上げる方法

  • ムシゴムを外して空気を入れる
  • 爆発ビード上げ方法
  • エアービードブースターを使う方法
  • ひたすら空気を入れる方法
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ムシゴムを外して空気を入れる

ビードが上がらない145/80R13のビード上げる為に、エアーバルブ内のバルブコア、通称ムシを外して空気を入れるとビードが上がりやすくなります。

なぜムシを外すとビードが上がりやすくなるのか。

ムシはタイヤ内の空気が漏れないようにしているための部品です。バルブキャップを外すとタイヤの空気を抜く事が簡単でできます。

雪道などでスタックして動けない時はバルブキャップを外してムシの頭を爪で押して空気を抜きます。

タイヤの空気が減るとタイヤの接地面積が増えてスタックから抜け出す事ができるかもしれません。

それは置いておいて、

ムシを外すとエアーコンプレッサーの圧力をそのままタイヤの中へ送り込む事ができるので空気の圧力でビードが上がりやすくなります。

エアーゲージを外すとタイヤ内の空気が一気に放出されるのでムシを付けて再度空気圧の調整が必要になります。

ビードが上がらない時に限り、ムシを外しましょう。

爆発ビード上げ方法

ビードあが上がらない145/80R13のビード上げるには爆発させてビードを上げる方法があります。

よくYouTubeなどでビードが上がらないタイヤのビード上げをしている動画あります。

ホイールにタイヤを組んだ状態でタイヤ内にパーツクリーナーなどのスプレーを吹き込みます。

タイヤ内に充満したスプレーのガスに火を付けて爆発させて、爆発の勢いでビードを上げる方法です。

爆発ビード上げは、危ないのでオススメはしません。

エアービードブースターを使う方法

ビードが上がらない145/80R13のビードを上げるにはエアービードブースターを使うと安全且つ一瞬でビードを上げることができます。

安全で確実にビードを上げたいなら絶対にエアービードブースターを使うべきです。

使い方はホイールのリム部から直接エアーを吹き込んで空気の圧力の勢いでビードを上げる方法になります。

ひたすら空気を入れ続ける

ビードが上がらない145/80R13のビードを上げるには、タイヤを揺すってみたり、動かしながら空気を入れ続けていると、どこかのタイミングでビードが上がる時があります。

エアービードブースターを持っていない人は、ムシを外してひたすら空気を入れ続けるしかありません。

ビードを上げるには

エアーコンプレッサーが必要です。

なぜ145/80R13にしたのか

なぜ145/80R13のタイヤを選んだか。それは、

軽バンを乗用車用タイヤで車検に受かるためです。

本当は155/65R13のタイヤを付けたかったのですが、155/65R13だと車検に通りません。

155/65R13でも車検に受かる車種もあります。

車検の時にしか使わないタイヤなので、なんでも良かったので安い145/80R13を選びました。

軽バンを乗用車用タイヤで車検に受かるためには、ロードインデックスが75以上のものを選ぶようにしましょう。

ロードインデックスとは?

タイヤの強度指数のこと。

145/80R13 75S などの表記の「75」の部分です。

車のフロントタイヤは75以下でOKでも、リアタイヤは75以上ないとNGなケースもあります。

軽バンを乗用車用タイヤで車検に受かるためには、タイヤ選びが大変ですね。

車検時だけ12インチにすれば?

車検の時にしか使わない13インチだったら、車検の時だけ純正の12インチにすれば?と思われるかもしれません。

はい、できればそうしたいです。

スバルのサンバーという軽バンで、フロントブレーキを1インチ大きくしたので、純正12インチが入らなくなった事が原因です。

軽バンのブレーキ強化時には注意が必要です。

145/80R13の乗り心地

車検用とはいえ、145/80R13のタイヤの乗り心地を確かめてみました。

率直な感想だと馬鹿にしていた割に直線の舗装道と凸凹道ではかなり乗り心地が良かったです。

ただカーブを曲がる時はふにゃふにゃ感があるので怖いという印象でした。

凸凹道でもタイヤが地面の凸凹をタイヤが吸収してくれるので、かなり乗り心地が良かったです。

それでもやっぱり155/65R13が良かった…。

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まとめ

  • 145/80R13のタイヤ交換は難しい
  • 145/80R13のビードが上がらない時はこうする
  • なぜ145/80R13のタイヤにしたのか
  • 145/80R13の乗り心地は不安だけと良い

145/80R13のタイヤ交換をする時はビードが上がらないことがあるので気をつけて下さい。

特に自分でタイヤ交換する人ですね。

少しでも参考になれれば幸いです。ありがとうございました。

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