サンバー乗りのみなさん、こんにちは。
サンバーに追加メーターって付けていますか。サンバーに追加メーターを7個付けました。油温計、油圧計、水温計、電圧計、負圧計、回転計、時計です。
また追加メーターを調べているともう1つ簡単に取り付けれるメーターを忘れていました。それは、、燃圧計です。
燃圧計とは、サンバーのなに?
燃圧計とは、名前の通り燃料の圧力を計るメーターになります。
最近の車はインジェクターと呼ばれる燃料噴射装置によってエンジンの中にガソリンが噴射されます。ひと昔前まではキャブレターで燃料を吸い上げていました。
私の乗っているサンバーより古いサンバーはキャブレター車があります。キャブレターの車のアクセルを踏んだ時のレスポンスの良さがたまらなく最高です。
燃圧計で何が分かる?
- 燃料ホースにかかる圧力
- 燃料ポンプの故障
- 燃料フィルターの詰まり
- インジェクターの詰まり
- 誤診がなくなる
燃圧計を取り付けることで、主に燃料ホースにかかる圧力、燃料ポンプの故障、燃料フィルターの詰まり、インジェクターの詰まりが知る事ができます。
燃圧計は燃料ホースに燃圧センサーを取り付けるので燃料ホースにどれぐらいの圧力がかかっているのか、すぐに知る事ができます。燃料ホースに圧力がかかっていないと燃料ポンプの故障が一番最初に疑われます。
燃料ホースにかかる圧力は3.0Barぐらいあれば正常です。
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燃料ポンプが壊れると?
燃料ポンプが壊れてしまうとエンジンがかかりません。セルモーターは回るけどエンジンがかからないので誤診の原因になります。
燃圧計を取り付けていないとエンジンがかからなくなった時に燃料ポンプを最初には疑わないんですよ。エンジンがかからなくなる原因はたくさんあるので簡単なところから見ていきますよね。
燃圧計があればセルモーターを回している時に燃圧計の針が上がってないと燃料ポンプが壊れている事に気づく事ができます。無駄な誤診を防止する事もできるので燃圧計はかなり優秀です。
燃料の圧力はあるのにエンジンのかかりが悪かったり、エンジンがかからなかったりしたら別のところが悪いので燃料ポンプの故障の線は低くなります。
燃圧が極端に高かったりすると燃料フィルターやインジェクターのノズルの詰まりなども考えられるので、燃料系の故障の予防の為にも燃圧計はあって損ないですよ。
燃圧が高い時
燃圧計の数字が極端に高いと燃料ポンプからインジェクターまでの燃料ホース、燃料パイプ、インジェクターノズル、燃料フィルターの詰まりが考えられる。
サンバーの燃料フィルターは燃料ポンプのすぐ後ろに単体で取り付けられているのでジャッキアップしなくても交換する事が可能です。
サンバーにはあまり必要のない話ですが、ブーストアップやインジェクターの噴射量を変えたりチューニングカーに乗っている場合は燃圧計は必要ですね。
ブーストアップして燃料噴射量がノーマルのままだと極端に燃料が薄くなったりします。燃料が薄くなるとエンジンが高温になり下手すると焼きつきの原因になりかねません。
チューニングカーには車に無理がいかないようにセッティングするためにも燃圧計が必要です。
ノーマルのサンバーに燃圧計を取り付ける場合は燃料系統の故障の予防で取り付けるので車を守る為という目的は同じです。燃圧計はあまりみなさん取り付けている人が少ないようですがあると安心できますよ。
サンバーに燃圧計の取り付け
サンバーに燃圧計を取り付ける事は簡単です。ブースト計やバキューム計よりは難しいけど油圧計、油温計に比べれば簡単です。
サンバーの燃料ホースを外さないといけません。インジェクションの車の燃料ホースはエンジンを切っていてもホースに圧がかかっています。
燃料ホースを外す時はゆっくり慎重に外さないといけません。わかっているけど無理に外そうとしてしまうところですが我慢です。
燃料ホースを外す時
燃料ホースを外す時はプライヤーなどの工具はあまり使わない方がいいです。ホースに傷がついてしまい、ホースの傷から燃料が漏れてきたりします。
燃料ホースを外す時燃圧がかかっているのでホースが外れた時の勢いでガソリンを顔などに浴びてしまわないように注意しましょう。
実際に私は燃料ホースを外す際に思いっきりガソリンを顔に浴びてしまいました。ウエスなどを巻いて飛び散らないようにしておくと汚れずに作業ができます。
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サンバーの燃料ホースは見えている部分に2本通っています。エンジンフードを開けてエンジンを上から見た場合右のホースが圧力ホースで、もう1本のホースはリターンホースで余った燃料を戻すホースになります。
リターンホースに燃圧センサーを取り付けても燃圧に変化はありませんのでご注意ください。どっちが圧力ホースが分からない時は燃圧がかかっている状態にしてホースを触ってみれば微妙にホースの硬さが違います。
燃圧センサー取り付け
燃圧センサーを燃料リターンホースに取り付けてしまうと燃圧がかからない。圧力ホースに取り付ける事。
ホースの硬い方が圧力ホースなので、どっちに燃圧センサーを取り付けたらいいか分からない時は参考にしてみてください。
もし燃圧センサーを取り付けるホースを間違えてしまった時は、焦らずもう1本のホースに繋ぎ直したらいいだけなので全く問題はありません。
燃圧センサー取り付け
- 工具で燃料ホースを掴んだりせず燃料ホースを外す。
- ガソリンが顔などに散らないようにウエスなどで養生する。
- 燃料ホースの硬い方に燃料センサーを取り付ける
- 燃料ホースを間違えたら焦らずもう1本の燃料ホースにつなげる
燃圧センサーの置くところが微妙になかったので適当なスペースにおきました。エンジンの振動などでセンサーが揺れても何かに当たらないようなところに設置することをオススメします。
サンバーの燃料ホースを交換
サンバーの純正の燃料ホースをカットして燃圧センサーを取り付けてもオッケーです。サンバー意外にもスペースがなくて燃料ホースを購入しました。
8ミリの燃料をホースがあれば大丈夫です。大丈夫なのですが、燃料ホースにも種類がありましてバイク用の燃料ホースが余っていたのでバイク用の燃料ホースを取り付けたところが燃圧がかかったらツチノコみたいに膨れ上がっていました。
これはまずいと思ったのでインターネットでインジェクション用の耐圧ホースを購入しました。耐圧ホースが届くまでの間は応急処置でタイラップで縛り上げて膨れないような処置を施していました。
あのまま走っていたら燃料ホースが破れていた事でしょう。燃料ホースが破れてしまったらガソリンダダ漏れで走行不能になるので早めに気がついて良かったです。
サンバーに燃圧計を取り付ける時に社外の燃料ホースを取り付ける際は、ちゃんと耐圧の燃料ホースを購入しないといけません。お金に余裕があればメッシュホースなどがもっと安心できます。
新しく購入した耐圧の燃料ホースを10センチほどカットして純正の燃料ホースはカットなしで燃圧センサーを取り付けました。燃圧センサーの取り付けにはセンサーアダプターが必要です。
8ミリ用の燃圧アダプターを購入すれば取り付けできます。燃圧センサーを燃圧アダプターに取り付ける時はシールテープを巻いておくと燃料漏れ防止になります。
これで燃圧センサーをサンバーの燃料ホースに繋げれる事ができました。後は配線を継ぎ足して運転席周辺まで持ってくれば終わりです。
配線の継ぎ足し
サンバーはエンジンが後ろなので、後ろから前へ配線を持ってくるのにオートゲージの配線では足りないので継ぎ足しする必要があります。
オートゲージの追加メーターは他のメーターに電源をとっていればメーター裏から電源供給することが可能です。
燃圧計に繋げる電源は他のメーターから貰ってきて、燃圧センサーの線だけ繋げればオッケーです。
サンバーの腹の下を這わせて、助手席の小さな穴からセンサーの線を出してきました。センターコンソールの下をくぐらせ、マットの下を通してエアコンの後ろを通ってダッシュまで持ってきています。
まとめ
- サンバーの燃料圧力を計る燃圧計
- サンバーに燃圧計を取り付ける
- サンバーの燃料ホースを交換
サンバーに燃圧計を取り付けると燃料系統の故障が分かります。サンバーは何十万キロでも乗れるタフな車なので、いつ燃料ポンプが壊れてしまうか分かりません。
燃料ポンプが壊れてエンジンが止まるぐらいなら燃圧計を取り付けて燃料ポンプの状態を知っておきませんか。
燃圧計の記事で少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。