車中泊では酸欠にはならないけど酸欠になる可能性は十分ある

車中泊で窓を閉め切って寝たら、酸欠になっちゃう事はないのでしょうか。

車中泊したいけど、寝てる間に酸欠で倒れたらどうしようと不安な人にぜひ読んでもらいたいです。

車中泊で酸欠になることはない

車中泊で窓を閉め切っていても酸欠になる事はありません。

車内と車外は密閉されているようでされてないので呼吸ぐらいでは酸欠になることはないでしょう。

神経質でどうしても酸欠にならないと言われても信用ができないという人は、エアコンの内外気レバーを外気にし、窓を1センチ以下でいいので空かしておく事で酸欠になることはまずありません。

窓を空かさなくても外気にするだけでも車内と外が通通になるので酸素が全く無くなる事は考えにくいでしょう。

でもでも、少しでも息苦しいと感じたりめまいなどの体の異常が出た場合はドアを開けたり窓を開けたりして空気の入れ替えが必要です。

車中泊で酸欠になる可能性もある

車中泊では酸欠になってしまう可能性もなくはありません。

上記では酸欠になることはない！と書いたのにこれでは嘘だったのかよ！と言われそうですね。

酸欠というよりは、一酸化炭素中毒になることがあります。

特に冬寒い時、エンジンをかけっぱなしで車中泊をする事があるかもしれません。

エンジンをかけてヒーターガンガンでぬくぬくした車内で安らかに眠っていると、排気ガスが出ているマフラーが雪で塞がってしまいました。

排ガスが排出されなくなったら、排ガスが逆流しだんだんと車内へも充満してきます。

そこで初めて一酸化炭素中毒で危険になる事があるみたいです。

眠っていて排気ガスの充満に気づくことができなかったら、帰らぬ人になってしまう可能性もあります。

かなり危険なので、一酸化炭素チェッカーを常備しておけば、エンジンを切っていてもかけていても車内に一酸化炭素が充満してくると知らせてくれます。

寝ていて知らない間に永遠に眠ってしまう事は避けられそうです。

また自分はエンジンを止めて車中泊していても周りにエンジンをかけて停車している車がいたりするだけでも一酸化炭素中毒になる可能性はあります。

車中泊で酸欠にならないために

• エンジンを止めて車中泊する
• 一酸化炭素チェッカーを持っておく
• 駐車スペースを慎重に選ぶ

なるだけエンジンをかけずに車中泊する事が一酸化炭素中毒にならないで済む方法です。

エンジンを付けても車内が暖かくなったら止めてみるなどと、エンジンをずっとかけない事が重要です。

もしも一酸化炭素ガスなどの充満で危なくなった時、すぐに気づく事ができるように、一酸化炭素チェッカーを持っておくと安心できます。

冬の車中泊でのエンジンをかけずに車中泊して寒い思いをするかもしれませんが、一酸化炭素チェッカーを持っていればホッしますよ。

車中泊可能な駐車スペースを慎重に選びましょう。

大型車が止まっているところはなるべく避け、普通車の止まっているスペースでもあまり駐車しなさそうなスペースに止めるなどの工夫が必要です。

よくサービスエリアなどで大型車がエンジンをかけて車中泊している光景をよく見ますが、大型車に紛れて車中泊するのは完全に場違いですよね。

排気ガスだらけですし、エンジン音はうるさいし、おそらく車中泊どころではなくなります。

人もそこそこ居るけど、人が少ないところがベストです。

まとめ

• 車中泊では酸欠になることはない
• エンジンをかけて車中泊すると一酸化炭素中毒になることがある
• 車中泊で酸欠にならないために

車中泊で車内で火を使ったりしない限りでは酸欠になることはないでしょう。

思い切って車中泊を楽しめるといいですね。