タイヤ

タイヤの組み替えしたのにビードが上がらない!そんな時の対処法

タイヤの組み替えをしたのにビードが上がらなくて困っていませんか。

電動タイヤチェンジャーならビードブースターが付いているものが多くエアーの勢いでビードを上げる事が可能です。

タイヤを自分で手組みしたりするとビードが上がらない時があります。ビードが上がらない時の対処法を教えます。

ビードが上がらない時は爆発させよ

爆発?なんか怖い。思いますよね。

でもビードが上がらないんですよね?それなら爆発させるかガソリンスタンドなどに行ってビードを上げてもらいましょう。

爆発ビード上げは少々危険なので、危険なのがダメなら別の方法を教えます。

ビードが上がらない

  • 引っ張りタイヤでもないのにビードが上がらない
  • タイヤを動かしながらエアーを入れてもビードが上がらない

極端な引っ張りタイヤにしている場合はビードが上がらなくて当然です。

普通のタイヤで適正リム幅なのに、ビードが上がらない時も多々あります。

無理にビードを上げようとせずに、次のものを用意しましょう。

用意するもの

  • バケツいっぱいの水
  • パーツクリーナー
  • チャッカマン
  • 手袋
  • 保護メガネ
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爆発させてビードを上げる方法

タイヤをホイールに組んだ状態で後はエアーを入れるだけなのに、ビードが上がらない!

ホイールとタイヤの間にパーツクリーナーを1周分スプレーします。

パーツクリーナーでタイヤに導火線を作り、チャッカマンの火花を導火線に着火させるだけです。

するとボンッ!と爆発した勢いでビードが上がります。ビードが上がれば後は普通に空気を入れて適正空気圧に合わせるだけです。

危険ポイント

  • 不発
  • 爆発しすぎる
  • 火がつく
  • センターキャップが吹っ飛ぶ

爆発ビード上げで危険なポイントは満載です。

着火させても爆発しない時があります。不発はいつ爆発するか分からない怖さと、再チャレンジのタイミングが分からなくなります。

爆発に必要な材料は空気、ガス、火種なので、空気の量が足りないか、ガスが足りないか、着火が出来てないかになります。

着火を繰り返すか、エアーがあるなら遠くからホイールとタイヤの隙間にエアーを送り込んでみたり、タイヤを叩いてみるのも有効です。

不発だったからと言ってタイヤとホイールの隙間に大量のガスを入れてしまうと爆発しすぎる事があります。

爆発しすぎてしまうと、自分がビックリするのと、思わぬ怪我に繋がったりと危険です。

ガスはできるだけ少ない量で爆発させる事をオススメします。

爆発しなくて、火がつく事があります。火がついて消えないと焦りますよね。

これは単にパーツクリーナーの液体に火がつく事が原因なので、パーツクリーナーでガスを入れて液体が乾くのを待ってから着火させると火がつく可能性が低くなります。

火がついてモワモワと燃えている場合は、タイヤを叩いたりしてみると消えたり、ボンっとビードが上がることがあります。

爆発でビードが上がる勢いでセンターキャップが外れて吹っ飛ぶことがあります。

あらかじめ爆発ビード上げを行う場合はセンターキャップは外しておくと吹っ飛ぶ危険がありませんよ。

上がらないビードを安全に上げる方法

爆発ビード上げは簡単でコストもかからずできるビード上げの方法なのですが、少々危険を伴います。

爆発ビード上げは危険だからやりたくない!という方に安全にビードを上げる方法を教えます。

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安全なビード上げ

  • ビードブースターを使う
  • ラバーリングを使う
  • 根気でひたすら空気を入れる

ビードブースターを使う

ビードブースターを使えば上がらないビードも一瞬で、しかも安全に上げることができます。

ビードブースターを使うためにはエアーコンプレッサーが必要です。エアーコンプレッサーで貯めた空気をビードブースターに充填します。

ビードブースターのレバーを捻ると貯めたエアーが一気に放出します。放出したエアー圧によりビードを上げる方法です。

電動のタイヤチェンジャーを持っている人ならタイヤチェンジャーにビードブースターが装備されていたりします。

ラバーリングを使う

ラバーリングを使えばホイールのリムとタイヤのビード部が広くてビードが上がらないタイヤも簡単にビードを上げることができます。

ホイールにタイヤを組んで後は空気を入れるだけの時に使い、タイヤとホイールの間にパッキンのようにはめ込むだけで完成です。

後はタイヤに空気を入れてビードが上がればラバーリングを回収するだけなので、とても簡単にビードを上げることができます。

根気でひたすら空気を入れる

爆発ビード上げは正直危険です。

そこで安全にタイヤのビードを上げるためにビードブースターや、ラバーリングを持っていない場合、根気でひたすら空気を入れ続けるしかありません。

エアーバルブのムシゴムを外してエアーを入れ続けると不意にビードが上がる時があります。

しかし、ひたすら空気を入れ続けた結果ビードが上がらない事になっているはずです。

自分でなんとかビードを上げたいのならビードブースターか、ラバーリングを用意することをオススメします。

自分ではどうする事もできない場合はガソリンスタンドなどへ持っていき空気を入れてもらうのもアリですね。

まとめ

  • ビードが上がらない時は爆発ビード上げ
  • 爆発させてビードを上げる方法
  • 上がらないビードを安全に上げる方法

大きいリム幅のホイールに狭い幅のタイヤを組むとビードが上がらない事があります。

ビードを上げるには、爆発か、ビードブースターか、ラバーリングがオススメです。

少しでも参考になれるような記事になれれば幸いです。

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