車のブレーキパッドを新品に交換したばかりなのにブレーキかけた時にキーキー音がして、気になる事はありませんか。
せっかくブレーキパッドを新品にしたのにキーキー音が鳴ると不安で耳障りですよね。そんな時の対処法を紹介します。
ブレーキからキーキー音なる原因
ブレーキパッドを変えたのに!ブレーキからキーキー音がする原因を5つ紹介します。
- ローターのサビ
- ローターの歪み
- ブレーキパッドの面取り不足
- ブレーキパッドの傷
- グリス不足
ブレーキパッドで挟んでいるブレーキローターが錆びるとキーキー音がなることがあります。
ブレーキからキーキーと音がなるとこのまま走っていても大丈夫なのか。と不安になりますよね。
ブレーキをかけると熱が発生し、その熱によりローターに錆が発生します。
錆を除去するためには車を走らせてブレーキを使う事で除去することが可能です。
錆が取れるまではブレーキからキーキー音がなり続けます。なので車に乗り始めだけキーキー音がする場合は特に気にすることはありません。
気にするなと言われても気になるから読んでいるのに、申し訳ありません。
ブレーキパッドだけ新品に交換してローターは古いままだとローターの歪みにブレーキパッドが馴染むまではブレーキからキーキー音がすることがあります。
2回目のブレーキパッド交換時にはブレーキローターも一緒に交換する事をオススメします。
ブレーキローターの歪みはローター研磨をする事で歪みを取り新品のように真っ直ぐになり、新品のローターに交換するよりは金銭的にもお得です。
ですが、ローター研磨はローターが細くなり、またすぐローターが歪んでしまうことがあります。
その場しのぎでローターをまっすぐにしたい人にはオススメです。
ローター研磨の料金
5,000円〜10,000円
ブレーキをかけるとキーキーと音がなる原因として
ブレーキパッドの面取り不足も考えられます。
最近のブレーキパッドは純正の状態で面取りされているものもあります。
ブレーキパッドの面取りをする場合はグラインダーなどで削らないといけません。
ブレーキパッドを取り付けた時中心になる方も軽く角を飛ばしておくとキーキー音がなりにくくなります。
面取りの注意
ブレーキパッドの面取りはやりすぎると、接地面積が減ってしまうのでブレーキの効きが悪くなる可能性があります。
あくまでも角を飛ばすだけです。
ブレーキパッドの面取りは、かなりほこってほこりカスを吸ってしまうと体に害でしかありません。マスクを付けて作業する事をオススメします。
ブレーキパッドの傷はキーキー音の原因になります。
ブレーキパッドを交換したばかりでもブレーキパッドに傷が入ることがあります。
どんな傷がキーキー音の原因なのか。
安全ピンの針の先で傷付けたような超細かい線傷がキーキー音の原因です。
ブレーキパッドを外して目視で確認して線傷があれば、それがキーキー音の原因かもしれません。
傷を軽く削って消してみましょう。
ブレーキからのキーキー音 対策
ブレーキからキーキー音がなる嫌な音に対する対策としては、
- 自分で外してやってみる
- 車屋さんへ持って行く
- 気にせずに乗る
です。
自分で車のブレーキを分解することができる人は自分でブレーキのキーキー音を調べて対策してみるとお金をかけずに直すことができます。
自分で車を分解し、車が直った時の喜びは大いにあると思います。
ただ、ブレーキは車の中でもかなり重要な部品になります。
ボルトナットの締め忘れなどがあるとブレーキが効かなかったり不安な気持ちになるので、気をつけて作業すると安心です。
ボルトナット締め忘れ対策
ボルトナットの締め忘れ対策として、締めたボルトにはポスカなどで印を付けておくと、締めていることが分かるので、印を見るだけで安心できますよ。
自分でできても、できなくても車屋さんに修理に持っていくと、お金はかかりますがプロの整備士さんに作業してもらえるので、安心して車に乗ることができます。
もしブレーキのキーキー音が修理してもらったのに、直ってなかった場合は同じ店に「直ってないんですけど。」って持って行きづらくなるのはありますね。
その場合は別の車屋さんへ持って行き見てもらったりするので、二重にお金がかかってしまうデメリットが発生してしまいます。
最終的にはキーキー音を気にせずに乗るという選択肢もあります。
いずれキーキー音がしなくなるだろうという考えでずっと乗っていれば意外と乗っているうちに当たりができて直ったりする事があります。
もしブレーキパッドがすり減って0になっていた場合はキーキー音どころじゃない音がなると思います。
文字ではなかなか伝わりづらいと思いますが、「ギーギー」、「ギャーギャー」という不快極まりない音がする事でしょう。
ブレーキをかけてキーキー音がしても神経質に不安にならなくても、意外と車って大丈夫ですよ。
そうはいっても安全に走れるのか、このまま走っていてもいいのか不安になったり、あまりにキーキー音がなっていると周りの目も恥ずかしいですし、嫌な要素はいっぱいあるのは否めません。
ブレーキしてもキーキー音がしないのがベストなのはもちろんです。
直るならすぐに直しておくべきでしょう。
まとめ
- ブレーキをかけるとキーキー音がする原因
- ブレーキをかけるとキーキー音がする対策
ブレーキのキーキー音の不快な音は車にブレーキがついている以上絶対にありうる異音です。
絶対に起きる異音だからこそ、やばいどうしようと考えなくても落ち着いて分かる人に見てもらって原因を探してみる事が一番です。
少しでも参考になれれば幸いです。
ありがとうございました。