スバルサンバーに乗っている方、こんにちは。
私もスバルサンバーの魅力に取り憑かれた者の1人でございます。今回はそんなサンバーに追加メーターを取り付けたので紹介したいと思います。
サンバーに7連メーターをインストール
サンバーに追加メーターを取り付ける方は結構いらっしゃいますね。私もいろんな方のアイディアを参考にさせてもらっています。
実は私、7連メーターの内3連メーターはすでに取り付けていました。サンバーは水回りに弱点があり、水温計は絶対付けたいと思っていたので水温計をメインに取り付けていたんです。
水温計だけだと寂しいですね。そこで私のサンバーにはタコメーターが付いていなかったのでタコメーターと電圧計を取り付けて3連メーターの完成です。
私のサンバーには、タコメーター、水温計、電圧計の3つの追加メーターはすでに取り付けていました。今回はこれにさらに4つの追加メーターを取り付けました。
いつかは紹介したいと思っていたサンバーの追加メーターです。
- タコメーター
- 水温計
- 電圧計
- 油圧計
- 油温計
- バキューム計
- 時計
1つ1つ紹介していこうと思います。
サンバーにタコメーター
スーパーチャージャー付きのサンバーには純正のメーターの中にタコメーターが付いているのですが、私のサンバーは自然吸気エンジンです。タコメーターはありません。
純正タコメーターがないので追加メーターとしてタコメーターを設置しました。
そもそもタコメーターとは、なんぞや?
タコメーターとは、エンジンの回転数を表すメーターになります。
タコメーターがあることで、エンジンの回転を抑えてオーバーレブしないように気をつける事ができ、さらにはシフトチェンジなどにその時のギアに合わせたエンジンの回転数に合わす事が容易になります。
私は値段のお高い追加メーターは用意できなかったので、全ての追加メーターはオートゲージ製のものを使っています。
サンバーのレッドゾーンは恐らく6、7千回転だと思います。オートゲージのタコメーターの表示は1万回転までの表示なので、エンジンをぶん回してもメーターの半分までしか針が動かないので、あまり面白くないですね。
オートゲージのタコメーターでは1万1千までキッチリ回せません。
エンジンの回転に応じて針がピコピコ動いてくれるので運転していて楽しいですよ。
サンバーに水温計は必須
スバルサンバーには水温計だけは追加メーターで取り付ける事をおすすめします。
サンバーは水回りの故障が他の車に比べると多いんですよね。ラジエーターからエンジンまでの距離が長いのが主な原因だと思います。
ここでいう水というのはウォッシャー液の事では無くてエンジンを冷やす水、つまり冷却水のことです。
冷却水漏れがあったりするとオーバーヒートにつながります。エンジンがオーバーヒートしてしまうと、最悪エンジン交換になりかねません。
エンジンのオーバーヒートを未然に防ぐために、追加メーターで水温計が必要なんですね。といってもサンバーの純正のメーターにも水温計はあります。
HとLのアルファベットがあり、真ん中に針があるだけのシンプルな水温計があります。昔の車はシンプル水温計はついています。
HとLの丁度真ん中よりちょい下に針がいれば正常で、真ん中からHの方に針があるとオーバーヒートになります。純正の水温計では針がHまできてしまうと時すでに遅しなんですよね。
純正の水温計も気にしつつ、追加で水温計をつける事がおすすめです。追加メーターで水温計を取り付けるメリットは以下の通りです。
- 冷却水の温度が℃で分かる
- 冷却ファンが何度で回るかが分かる
- サーモスタットの開閉が分かる
サンバーに追加で水温計を取り付けるとこんなメリットがあるんです。
冷却水の温度がリアルタイムで知る事ができます。冷却水の温度は意外と高くてですね、100℃以下なら問題ありません。
冷却ファンが回る温度を覚えておけば、もうそろそろ冷却ファンが回るなって予想をつける事ができます。冷却ファンの回る温度になってもファンが回らない場合は冷却ファンの故障を知る事もできます。
ちなみに私のサンバーの冷却ファンは水温が98℃になると回り始めます。ファンが止まると水温は90℃ぐらいまで下がりますがすぐに水温は上昇して98℃になるとまた冷却ファンが回るといったルーティーンですね。
追加メーターの水温計でサーモスタットがちゃんと開いているか確認することまでできちゃうんですよ。
サーモスタットとは、冷却水をラジエーターに送るかどうかを温度で決めているものになります。水温が低い時は閉じていて、決まった温度を超えると開くしくみになっています。
追加メーターの水温センサーは、みなさんどこに取り付けていますか。ほとんどの人はラジエーターのアッパーホースに取り付けている印象です。サンバーの場合はエンジンの上にある冷却水のホースかな。
私はラジエーターのロアホースに水温センサーを取り付けています。ロアホースにセンサーを取り付ける事でサーモスタットが開いたかどうか確認する事ができます。
ラジエーターのロアホースはサーモスタットが開いてからの冷却水が通るホースなのでサーモスタットが開かないと温度が上がりません。
なので私のサンバーの水温計はサーモスタットが開かないと針が動かないようになっています。冬場とかは15分ほど走らないと水温が上がってきません。
友達をサンバーに乗せた時に「これ針動かないじゃん。ただの飾りなの?」って言われてしまいました。知らない人が見ればやっぱり針が動かないと嫌みたいですね。
追加メーターの水温計を取り付けるだけで、冷却水温度、冷却ファンの故障、サーモスタットの開閉の有無が分かっちゃうってすごくないですか。
サンバーには、水温計は必要だと思いますね。
サンバーに電圧計
電圧計はバッテリー電圧をリアルタイムで知る事ができる追加メーターになります。
正直電圧計ならオートゲージでなくても、今流行りのレーダー探知機やシガーソケットに繋げて分かる電圧計も普通に売っています。
私がわざわざ追加メーターの電圧計を取り付けたのは、3連メーターの穴埋めでした。電圧計ならただ電源を他のメーターからもらうだけなので何も考えずに取り付けする事ができます。
タコメーターは、回転信号を探して拾わないといけないし、水温計は冷却水のホースをぶった切ってセンサーを付けないといけません。追加メーターって便利なだけあって取り付けが少し面倒なんです。
取り付けが面倒な追加メーターなんですが、電圧計だけは違います。
一度他の追加メーターに常時電源、ACC、イルミ、アースを取ってしまえば、その電源をもらうだけで電圧計の取り付けが完了です。
オートゲージ製のメーターの配線は4本で配線に色分けされているのですぐに分かると思います。
メモ
赤色=常時電源
白色=ACC電源
オレンジ=イルミ電源
黒=アース
そんなに簡単に電圧計が取り付けるなら3連メーターにはもってこいです。
電圧計があれば、バッテリー電圧が異常に低い時やエンジンがかかっているのにバッテリーが充電されてないなどの問題を見つける事ができます。
電圧計があるとオルタネーターが発電しているのかどうか確認する事ができるので、電気負荷をかけてもしっかりと発電しているかどうか知る事ができます。
オートゲージの電圧計は他のデジタルの電圧計と違ってアナログ針で分かる電圧計なので、針が電気負荷に応じて下がったり上がったりするので見ていても楽しいです。
サンバーはバッテリーからオルタネーターまでの距離が長いので電圧計あれば安心ですよ。
サンバーに油温、油圧計
ここからが今回新しく追加したメーター類の紹介になります。
私の乗っているサンバーも22万キロを超えてきました。エンジンオイルの交換は結構マメにしています。サンバーにはこれからもずっとお世話になりたいと思うのでエンジンオイルの温度計とエンジンオイルの圧力計を取り付けました。
エンジンオイルの温度が分かれば、エンジンがオーバーヒートしていないか分かります。エンジンオイルを長い間交換していないとエンジンを冷やす効果がなくなってくるのでエンジンオイルの温度が高くなります。
エンジンオイルの温度を正常に保つ事でエンジンの壊れるリスクを減らす事ができます。私は普段からエンジンオイルをマメに交換しているので正直エンジンオイルの温度はあまり気にしていません。
気になるのがエンジンオイルをエンジン各所に分配する事ができる圧力があるかどうかです。油圧が低いとエンジンピストンやカムシャフト、クランクなどのオイル切れで焼きつきの原因になってしまいます。
人間も各所に血液を循環させてないと死んでしまいますよね。エンジンオイルは人間でいう血液です。オイルポンプと呼ばれる部品が人間でいうところの心臓に当たります。
オイルポンプが壊れてしまうとエンジン各所にエンジンオイルが循環しなくなり、たちまちエンジンが壊れることでしょう。
レーシングカーではないので、油膜切れになることはそうないと思いますが、エンジンオイルの圧力を知る事でエンジンのかけ始めに暖機運転をするきっかけになります。
朝一エンジンを始動するとエンジンオイルの圧力は最大になっています。エンジンオイルの圧力が高いのもオイルポンプの故障などにつながるので朝一エンジンを始動していきなり発進するのはエンジンに優しくありません。
油圧計を追加で取り付ける事で朝一エンジンを始動して油圧が下がってきたら暖気は完了です。古い車の暖機運転はとても重要な事なのでサンバーに油圧計を取り付けてなくても暖機運転する事をおすすめします。
私のサンバーの油圧は完全暖気状態でアイドイングで0.6Barとやや低めでした。エンジンの回転に応じて油圧も上昇していたのでシビアには考えていません。
純正のオイルプレッシャーも付いているので油圧警告灯が点灯しないので大丈夫という方向でいきます。最大で5.2Barでした。やっぱり油圧低い気がしてます。
グーグル先生に聞いてみたら油圧の正常値は1〜5ぐらいと書いていたので大丈夫です。エンジンの回転に比例して油圧も上がっていますしね。
朝一エンジン始動時は6Barまで上がっているので油圧の高すぎには注意です。人間で言うところの動脈硬化状態です。
完全暖気状態で油圧が高すぎじゃないので油路の詰まりはなさそうです。
油圧が少し高くなってきたかな。と思ったらオイルフィルターの詰まりも考えられます。オイルフィルターにもフィルターが詰まったらバイパス通路が開いて循環させるような仕組みにはなってはいますが当てにはなりません。
フィルターが詰まってバイパス通路が開いた場合はエンジンオイル内のゴミはエンジンの中を循環する事になります。油圧が上がる前にオイルフィルターの交換はしたいものですね。
サンバーにブースト計ではなくバキューム計
スーパーチャージャー付きのサンバーならブースト計を取り付けると過給圧が見れて良かったんですけど、私の乗っているサンバーは自然吸気で大気圧以上の力はありません。
どんだけアクセルを踏もうが0Bar以上になることはありません。自然吸気エンジンの場合はブースト計ではなくバキューム計を取り付けます。
バキュームとは吸う力の事です。エンジンが空気を吸う力を数値化したものです。
アイドリングの不調などがなければバキューム計の異常はほとんどありません。ただアクセルを踏んだり離したりする時に針がピコピコ動いて楽しいだけの追加メーターになります。
本当にバキューム系統に異常があるなら、二次エアーの吸い込みによるエンジン不調です。インマニのやぶれや、インマニのパッキン、インマニに繋がっているホースなどに敗れなどがあればバキューム計がゼロに近くなります。
自然吸気のバキューム計はただのかざり、おもちゃと考えていいでしょう。
サンバーにアナログの時計
これがもっとも重要な計器だと思います。それは時計です。時間を知るための計器になります。
オートゲージ製の追加メーターに見立てた時計は本当に見た目がかっこいいですね。知らない人が見たらぱっと見では時計だとはバレません。
12ボルトのアナログの時計を他に探してみたのですが、全然種類がないんです。あったと思ったら1万円平気で超えてるやつばかりです。オートゲージの時計が見た目がよくて安かったので即決ですよね。
電源は電圧計と同じで他の追加メーターの電源から拾ってくるだけで簡単に電源をとる事できます。
でも電波時計ではないので1分1秒完璧な時間を知りたいという人にはオススメできません。時間を早めに設定して何分か早い時間で行動したりする人にはおすすめですね。
自分で時間の設定をしないといけないので、時間を早めたり遅めたりする事ができます。
オートゲージの時計を取り付けている人で時間合わせが難しいと記事を書いている人が多いみたいですが、私は時間合わせが難しいとは思いませんでした。
メモ
表にボタンがあるのでボタンを5秒ほど押し続けます。すると針が点滅しだすので、点滅している間にまたボタンを長押しすれば時間が進みます。あとは合わせたい時間に合わせるだけです。
気をつけるポイントとしては合わせたい時間よりもすぎてしまうと、12周する必要があります。合わせたい時間よりも手前で止めてちょっと押して離してを繰り返せば微調整ができるので、全く難しくはありません。
オートゲージ製の時計、むちゃくちゃ気に入ってます。
まとめ
- サンバーに7連追加メーターを設置
- サンバーにタコメーターを付けてオーバーレブ防止
- サンバーに水温計を付けてオーバーヒート予防
- サンバーに電圧計を付けて充電不足の確認
- サンバーに湯温、油圧計を付けて暖機運転をしよう
- サンバーにバキューム計をつけて針の動きを楽しもう
- サンバーに時計をつけて時間を大切に使おう
サンバーに限らず追加メーターは車の状態を知るために、欠かせないものです。さらに追加メーターがあるだけで運転するのも楽しくなります。
車の異常をいち早く知る事が出来て普段の運転が楽しくなったら、追加メーター取り付けた方がよくないですか。取り付けはちょっと面倒なので時間がある時に作業する必要があります。
時間があってサンバーに追加メーターを付けてみようかなと思ってくれた方は是非是非チャレンジしてみてください。
それぞれの追加メーターの取り付けの記事はまたメーター別で書きたいと思います。今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。