20万キロを超えのサンバーでもローダウンして、アルミホイールに交換していても車検に1発合格します。オイル漏れあり。
古いサンバーに乗っている人の不安を解消できる記事になれば幸いです。
サンバーの車検で交換した部品
- センターアームのボールジョイントのブーツ
今回の車検時に交換した部品は「センターアームのボールジョイントのブーツ」だけでした。
車検ではブーツと呼ばれるゴム部品が少しでも破れていると合格することはありません。
車のゴム部品
- ドライブシャフトのブーツ
- ロアアームボールジョイントのブーツ
- タイロットエンドのブーツ
- スタビライザーリンクのブーツ など
上記のブーツ類は車検時に最も交換する頻度の高いものになります。
車検はブーツさえ破れていなければ、ほぼ1発で合格できます。
サンバーの車検で不安だったこと
サンバーの車検を受けるのに、いくつか不安要素がありました。
- 小径のハンドル 29パイ
- 車高調によるローダウン 最低地上高
- アルミホイールに乗用車用タイヤ装着
- オイル漏れ
- ピラーバー
上記が今回の車検での不安要素でした。
まずハンドルが小さく29パイのものでそのまま車検を受けましたが、特に何も言われる事なくすんなり車検に合格しました。
ハンドルが小さすぎると車検に合格しないこともあるようですが、29パイのハンドルでは問題なく車検に合格します。
ちなみに29パイのハンドル越しにメーターを見た時スピードメーターは見えますが、ウインカーの矢印や、ハイビームのメーターランプは見えません。
次に車高調によるローダウンでの最低地上高が怪しいところがあったのが不安でしたが、問題なく合格しました。
車高の低さによる検査ラインでの接触などもありません。
ローダウンに次いで13インチのアルミホイールを装着し、乗用車用タイヤでも車検に合格します。
タイヤサイズは155/70R13です。
サンバーは乗用車用タイヤでもロードインデックスが75以上あれば車検はOKです。
ロードインデックスとは?
タイヤの強度です。数字が大きくなればなるほど重い荷物をたくさん積めるタイヤということです。
車をカスタムすると車検時にはノーマル状態に戻さないといけない!という使命感がありますが、ロードインデックスさえクリアしていれば問題ありません。
タイヤも気になりますが、サンバーといえばオイル漏れです。
オイル漏れしていないサンバーはバンパーの凹んでいないサンバーを見つけるのと同じぐらいめずらしい車両です。
オイル漏れにも車検に通るオイル漏れと車検に通らないオイル漏れがあります。
車検に通らないオイル漏れはブレーキのオイル漏れです。
ブレーキのオイル漏れはアウトです。
車は走っても止まれないと笑いが止まり冷や汗が加速し気がつくとお花がキレイな場所に行く事になります。
サンバーに限らずブレーキのオイル漏れのある車はきちんと直しておきましょう。
ブレーキ以外のオイル漏れなら問題なく車検に合格しますが、気持ちのいいものではありません。
特に多いのがエンジンオイルのオイル漏れです。
車検を受けて長く乗るならオイル漏れを直しキレイな状態で乗るほうが安心です。乗れれば良い壊れたら捨てると思って乗るなら別にそのままでもいいでしょう。
オイル漏れを放っておくとどうなる?
オイル漏れを放っておくとエンジンオイルがなくなり、なめらかにエンジンをスベスベにできずエンジンが最悪壊れてしまいます。
オイル漏れしていても、オイル交換を早めにしたり、オイル管理をきちんとしていれば、すぐエンジンが壊れることはないでしょう。
そもそもオイル管理がきちんとできている車両はオイル漏れもないですし、エンジンもキレイです。
オイル漏れを放っておくととエンジンが壊れる以外にも誤診を生みます。
本来ならオイル漏れしていないところもオイル漏れしているように誤診してしまうことがあります。
オイル漏れをすぐに直していれば10000円で済んだところが、オイル漏れを放置しすぎたせいで、どこもかしこもオイル漏れしているということで、どこもかしこも部品を変えてしまって修理代ウン万円なんて事もありえます。
お金の面だけでなく、オイル漏れしている車に乗りたいと思うかどうかですよね。
オイル漏れのある車両と、オイル漏れがない車両なら当然後者に乗ります。
自分の車のエンジンがボンネットを開けるとオイルで真っ黒くベトベトしていると所有感も薄れて、愛着も薄れて乗る気も失せます。
だんだん新しい車が欲しくなって車を無理して買い替えるなんてことにもなりかねません。
人それぞれですが、車は直しながら長く乗る方がお得です。
たかがオイル漏れですが、されどオイル漏れです。
オイル漏れで自分の車はベトベトして汚いんだ!って刷り込まれるとだんだん自分の車が嫌になります。
できるだけオイル漏れは直しておきましょ。
話がだいぶ脱線しました。
車検の不安要素の最後はピラーバーでした。
ピラーバーをつけていると車検に通らないという記事を見たことがありまして、少し不安でしたが、スクウェアタイプだったこともありそのまま車検に合格しました。
一文字タイプのピラーバーだともしかすると車検に通らないことがあるかもしれません。
20万キロ超えサンバーの車検費用
28,540円です。
センターアームのボールジョイントブーツが1つ600円
4輪ブレーキオイルの抜き替え ブレーキオイル代1,000円
予備検査料1,000円
自賠責保険が17,540円
重量税6,600円
印紙代1,800円になります。
自分で車を整備できる人ならユーザー車検がお安いです。
安いだけでなく車屋さんでは弾かれそうな状態の車でもユーザー車検なら合格できます。
車屋さんだとハンドルが小さすぎるから、元のハンドルに戻さないといけなかったり、乗用車用タイヤを装着しているからタイヤを変えないと車検に通らない、と言われたり車屋さんで車検を受けると大丈夫なものも元に戻されたりと、めんどくさいことがあります。
車の整備ができない人でも車検はユーザーで通して悪いところは車屋さんに直して貰えば車検と前向きに向き合うことが可能です。
ユーザー車検も良し悪しはあるので、見極めが必要になります。
ローダウンなどのカスタムをよくする人には簡易的にトーインを調整できるこれがオススメです。
まとめ
- 車検はブーツが破れてなければほぼ通る
- 車検の不安要素はハンドルとオイル漏れ
- オイル漏れを放っておくと車が嫌になる
- 車検にかかった費用は28,540円
サンバーに限らず古い車でもローダウンしてて、ハンドルも小さく、色々付いてて普通と違うくても車検に合格できるよ!ってことが言いたいです。
ユーザー車検やってみようかな?と思う人の背中を押せる様な記事になれれば幸いです。
ありがとうございました。