JF1 N-BOXのブレーキパッドが減ってきたので交換しました。作業時間は1時間ほどで簡単です。
自分でブレーキパッド変えたい人是非です。
N-BOXのブレーキパッド交換
N-BOXのブレーキパッドは工具があれば誰でも交換可能です。
ゆえに簡単なので締め忘れには注意が必要です。
フロントタイヤを外すことができればキャリパーを眺めてみます。
14ミリのレンチと17ミリのレンチを上手に使い上下のスライドピンの下を外します。
下のスライドピンが外れたら、上のスライドピンをキャリパーと一緒に外してキャリパーをS字フックなどで吊り下げておきましょう。
で、ブレーキパッドが簡単に外せるはずです。
古いブレーキパッドの背中にシムプレートがあるので、新しいブレーキパッドに移植します。
その時シムグリス塗り広げます。
新しいブレーキパッドをローターにセットすることができれば、キャリパーのピストンを戻します。
キャリパーピストンを戻す時
エンジンルーム内のブレーキタンクの蓋を開けておくように!
キャリパーピストンを戻すには専用のピストン戻しがあればベストですが、持ってない場合はオススメはできませんが、ウォーターポンププライヤーでも戻すことができます。
力のある人なら手で押して戻せるかもしれません。
キャリパーピストンを戻すことができればスライドピンにシリコングリスを塗って元に戻せば終了です。
N-BOXのブレーキパッド交換で気を付けること
気をつけること
- キャリパーを外した状態ではブレーキを踏まない
- キャリパーピストンを戻す時、ブレーキタンクの蓋を開ける
- キャリパーピストンを戻す時、ブレーキタンク内のブレーキフルードの量を確認する
- ブレーキパッド交換後は必ずブレーキペダルを硬くなるまで踏む
キャリパーを外した状態ではブレーキを踏まない
キャリパーを外した状態でブレーキを踏んでしまうとキャリパーピストンが飛び出ます。
キャリパーのオーバーホールをするなら、別に構いませんがオーバーホールをしないなら踏むのはNGです。
キャリパーにピストンを入れる作業、ブレーキフルードのエア抜き作業が追加で発生します。
簡単なブレーキパッドの交換でも、キャリパーやブレーキフルードが絡むと一気に面倒な作業になるので要注意です。
キャリパーピストンを戻す時ブレーキタンクの蓋を開ける
キャリパーピストンを戻す時ブレーキラインに内圧がかかってしまい、ブレーキフルードが飛散する可能性があるからです。
ブレーキフルードが飛散するとどうなるのか。
ブレーキフルードは厄介で塗装面に着くと塗装を剥がしてしまう強力な液体なのでブレーキフルードが飛散した時は水でゴンゴン洗う必要があります。
もしブレーキタンクの蓋を開けずにキャリパーピストンを戻してしまったらブレーキタンクの蓋をゆっくりと開けましょう。
ブレーキフルードの飛散ほど後でめんどうな事はないので確実にブレーキタンクの蓋を開けておくことです。
作業が終われば確実に蓋を閉めておきましょう。
キャリパーピストンを戻す時ブレーキタンク内のブレーキフルードの量を確認する
キャリパーピストンを戻す時ブレーキタンク内ブレーキフルードの量が増えてきます。
キャリパーピストンを押し出している分ブレーキフルードの量は減っているので、キャリパーピストンを戻せばブレーキフルードが溢れる事があります。
溢れそうになったらどうすれば良いか。ブレーキフルードを吸う機械を持っていれば吸って、持ってなければティッシュなどに吸わせてポイです。
ブレーキパッド交換後はブレーキペダルが硬くなるまで踏む
ブレーキパッド交換後にはエンジンをかける前にブレーキペダルが硬くなるまで踏んでおきましょう。
キャリパーピストンを戻したのでキャリパーピストンがブレーキパッドに当たるまではブレーキペダルがフワフワしてます。
この作業をせずにエンジンをかけて走りブレーキの効きが間に合わなくて事故するケースがたまにあります。
ブレーキパッドの交換後にはブレーキペダルを踏んでおくことが大切です。
もちろんキャリパーを取り付けてからの話です。
最近、作業ライトをHikokiの充電式のワークライトにしたら使いやすくて重宝しています。
ブレーキパッドの交換時期
ブレーキパッドの交換時期は車を運転する人によって全然違います。
乱暴な運転をする人はブレーキパッドの減りが早いですし、安全運転する人はブレーキパッドの減りが少ないです。
平均すると5年、50,000キロが交換目安になるでしょう。
実際車を点検し、ブレーキパッドの減り具合の確認をしてブレーキパッドの厚みが3ミリ以下になっていれば要交換です。
新品のブレーキパッドの厚みは約10ミリです。
ブレーキパッド残量の確認方法は2つあります。
- ホイールの隙間から確認する方法
- ホイールを外して確認する方法
ホイールのデザインによってブレーキパッド残量の確認のしやすさが変わってきますがホイールの隙間からキャリパーを除きブレーキパッドの残量を知ることができます。
この方法だと外側のブレーキパッド1枚の残量しか確認することができません。
ブレーキパッドは片側に2枚外側と内側にローターをサンドイッチする形で取り付いています。
ブレーキパッドが減るのは外側よりの内側の方が減っていたりします。均等に減ることはあまりありません。
内側のブレーキパッド残量を知るためにはホイールを外して確認した方が確実です。
ホイールを外せばキャリパーの窓から外側と内側の両方のブレーキパッド残量を確認できます。
ブレーキパッド残量を確認し3ミリ以下になっていたら、即ブレーキパッドを交換しましょう。
まとめ
- N-BOXのブレーキパッドの交換は簡単
- ブレーキパッドの交換で気を付けること
- ブレーキパッド残量を知る方法
ホンダのブレーキパッドが減りが早いような気がしますが、N-BOXのブレーキパッドは簡単に交換できるので良しとします。
ブレーキパッドを新しくして安全に止まれるようになったら今度はタイヤを変えてもブレーキ力が変わりますよ。
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参考までに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。