オス猫を飼うと去勢するか迷っている方必見、去勢はした方がいいのか、実際にオス猫を飼っている私が教えます。
猫の去勢手術とは
オス猫の生殖器を摘出する事です。特に猫は繁殖率が高く去勢手術を行なうことで不用意に子猫を産むことを防止するために行うことが一般的です。
またオス猫の場合、攻撃的な性格の猫が去勢手術を行うことで穏やかな性格になったりすることがあります。
オス猫の去勢手術の費用は動物病院によっても誤差はありますが、15,000〜25,000円が相場だと言われています。
メス猫と違い、手術が短時間で終わります。日帰りで手術を受ける猫もいますが、1日は入院させてから退院が一般的です。
オス猫の場合、去勢手術後の出血も少ないため、すぐに元気になります。
メス猫の場合傷口を舐めないように、エリザベスを付ける事をオススメします。
私の飼っている猫は、3猫兄弟でした。その内の2猫が天国へと旅立ってしまいました。生き残った1猫が私の飼っている猫です。
もともと動物を飼っていない家庭だったので、最初は親に反対されていましたが、飼ってしまえば乗りかかった船です。
次第に親も可愛がってくれるようになり、今では親の方が私より可愛がってくれています。
オス猫だったために生殖器が機能し出す前に去勢手術を受けることにしました。猫の生殖器は通常で6ヶ月〜10ヶ月ほどで機能します。
1年も経たずに大人の猫になってしまうのです。大人の猫になってしまう前に去勢してしまえば後遺症もなく元気に育ってくれます。
かといって生後半年以内に去勢しなければ、元気じゃなくなるのか!と言われればそうではありませんが、大人になってからの手術は体にも負担がかかります。
子猫の時に手術した方が攻撃的な猫になる確率は少ないです。
猫の去勢とは
オス猫の生殖器(睾丸)の摘出をすること
猫の去勢手術をするメリット
オス猫の去勢手術をするメリットは次のような事があります。
オス猫の去勢するメリット
- 性的欲求ストレスが消える
- 攻撃的な性格の子が大人しくなる
- イタズラが減る
- 病気の予防
性的欲求ストレスが消える
生殖器(睾丸)が摘出されているので、オネエになってしまいます。家の中だけで飼っている猫ならまず、メス猫と出会う事はありません。
家主が玄関の扉を開けた隙に外に出てしまえばメス猫と出会う確率は上がりますが、ほとんど出会う確率はありません。
そうなると性的欲求が満たされないのでストレスになってしまいます。そのストレスで攻撃的になったりする猫もいるみたいです。
攻撃的な性格の子が大人しくなる
オス猫の去勢手術を行えばジャイアンの様な攻撃的な性格の猫がのび太のようなやる気のないグータラ猫になってしまいます。
家に居てもほとんど寝てばかりになります。何に対しても興味がないボーッとした猫になり食欲と睡眠欲しか無くなります。
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ご飯の時は早足でスタスタ寄ってきて決められた量のご飯をペロリと平らげ、また自分の好きな所へいきゴロンとなって寝るだけです。
大人しい猫を飼いたい方はオス猫を飼い、去勢手術をしてあげれば大人しい猫と一緒に暮らす事ができます。
イタズラが減る
攻撃的な性格の子が大人しくなると一緒でオス猫の去勢手術をすれば、食欲と睡眠欲しかなくなります。
基本的に動こうとしなくなります。動かなくなる分イタズラをする確率が激減します。
因みに私の飼っているオス猫は去勢手術をしてから、冬はストーブの前、夏は冷たい床の上で1日中過ごしています。
たまにウロウロしていますが、いつ見ても同じ所に居座っています。とは言っても猫なので爪研ぎなんかは定期的にします。ソファーや扉、絨毯なんかはビリビリになっています。
メス猫も一緒に飼っていますが、断然メス猫より行動力がなく、食欲と睡眠欲しかありません。
イタズラをするのは、いつもメス猫です。
病気の予防
オス猫の去勢手術を行えば、病気の予防につながります。猫の世界にもネコエイズがあり、性接触で感染してしまうのも予防できます。
1日のほとんどを寝て過ごすようになるので、病気をもらいにくくなります。
猫に去勢手術をするデメリット
はてな
- 体が大きくなる
- 運動不足
- おしっこが詰まりやすくなる
体が大きくなる
猫に去勢手術を行うと3大欲求の内、性欲が無くなってしまいます。そのため食欲旺盛になり食べては横になり、食べては横になり、食べてすぐ寝てしまいます。
私の飼っている猫も基本的にご飯を食べては横になって寝ています。たまに外に出て家の周りをパトロールしてから帰ってきます。
食べては寝るの繰り返しなので、体がおデブちゃんになってしまう子が多いみたいです。
少しでも健康を維持するために、おデブちゃんになりにくい餌もあります。
運動不足になる
猫に去勢手術を行うと食べては寝るの繰り返しになってしまうので、運動不足になりがちです。若い頃はそれでもいいかもしれませんが、年を取ってくると足腰が弱ってくるのが心配です。
日々、猫じゃらしなどのおもちゃで遊んであげると改善されます。私の飼っている猫はおもちゃだと遊んでくれないので、レーザーポインターを使っています。
追いかけるものが捕まえられないので可哀想ですが弱って動けなくなるよりましです。
※目には絶対に当ててはいけません。
おしっこが詰まりやすくなる
猫に去勢手術を行うとおしっこが詰まりやすくなります。私の飼っている猫がよくおしっこが詰まってしまい、元気が無くなってご飯も食べなくなってしまいます。
みんながみんな去勢手術をしたら、おしっこが詰まる事はないと思いますが、私の飼っている猫はおしっこが詰まりやすくなってしまいました。
なのでご飯をおしっこが詰まりにくいご飯に変えてみたりと改善はしていますが、他の子のご飯を食べてしまうので、管理が難しくなります。
おしっこが詰まってしまうと、壁の方を向きボーッとしていつも以上にぐったりしてしまいますので、本当に可哀想になります。
まとめ
- 猫の去勢手術とは、大事な所の摘出手術
- 猫に去勢手術を行うメリットの紹介
- 猫に去勢手術を行うデメリットも紹介
オス猫を飼っている方や、これからオス猫を飼う方に去勢手術のメリット、デメリットの紹介をしてきました。
穏やかな猫ちゃんを飼いたい方には猫に去勢手術を受けてあげると、無表情ののしのしと歩く穏やかーな猫ちゃんと出会える事でしょう。
去勢手術は早い方がいいので、出来るだけ生後6ヶ月以内に受けてあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。